”どんな人”でも思いのままに動かす”聴く力”。
名著LISTEN解説シリーズの後半は、”聴く力が無いがゆえに起きる問題・課題”について取り上げ、解決策を伝えていきます。
”聴く力”を身に付けるには一定の時間と努力が必要ですが、継続すれば必ず身に付く力でもあります。
人生を一変させる”聴く力”の世界に入っていきましょう。
目次
■会話の基本は”相手の理解”!相手を知ってから”自分の情報”を伝えていく!
まずは本書の抜粋から見ていきましょう。
”ずらす対応”に”受け止める対応”。
皆さんの会話でやりがちなのがこの”ずらす対応”です。
会話に慣れておらず「何か話さなければ!」と思ってしまう人ほど、この”ずらす対応”をしがちです。
色々な方の話を聴いてきましたが、”ずらす対応”は”男性”にみられる事が多いです。
「プライドは高いけれど…」
「自分に自信がない」
「自分に自信がない」
そんな方が一生懸命”自分の話”をする時になりがちです。
「弱い犬ほどよく吠える」
本当に自信がある人ほど、相手の話をしっかりと聴いて適切に会話を進めます。
相手が話している”内容・趣旨”と異なる話(しかも”自分の話”!)をガンガン差し込まれたら、相手はどう思うでしょうか?
ガンガン話している方は「凄いと思って欲しい!」と願うのでしょうが…
聴いてる方は「会話を奪われた…コミュニケーション下手くそだな」と思ってしまいます。
会話は”意味しりとりゲーム”です。
相手の話しを聴いて”関連する内容”をつなげて進めるゲームです。
本書抜粋の”ずらす対応”と”受け止める対応”を見比べてみてください。
”受け止める対応”は必ず”相手の会話”を軸に”内容をつなぐ会話”をしていますよね?
アナタの話をしたければ”聞かれるまで”待ちましょう。
そこから”アナタの話”を伝えても、本当に凄い人なら全くもって問題ないはずです。
”ずらす対応”と”受け止める対応”の違いについて、本書では次の様にまとめています。
物凄くよくまとまった記事です。
じっくり噛みしめてください。
■”自己主張の成れの果て”が”ずらす対応”や”尋問”になる!
”ずらす対応”には”自分の意見を押し付ける”という場合もあります。
”アナタの主義・主張”を知らず知らずのうちに押し付けてしまうのが「~よくない?」という質問。
アナタが好きなモノやアナタの考え方は必ずしも”万人受け”するとは限りません。
ましてや目の前の相手が”同意したい”と思うかは本人しかわかりません。
相手に対し”同意する”のは良いですが、相手に対し”同意を求める”のは止めましょう。
そして”不要な情報”はくっつけない様に。
”会話の4つのルール”覚えてますか?
「”自分の主義・主張”を押し付けない!」
…とは”変な意図”を持たずに”素直に”会話を進めていくことです。
繰返し、繰り返し、本書でも出てきていますが…
”心から好奇心を持ち・注意深く聴く”事のみが、会話で求められているスタンスです。
”純粋な興味を持ち素直に話を聴く”
このことについては”コチラの記事”でもそのスタンス・聴き方を詳しくまとめています。
”質問”と”尋問”の違いは何か…
事細かく”コチラの記事”にまとめています。
あわせて復習・確認をしてみてください。
■”相手の為に出来る事は基本0”が分かれば”聴く事”に集中できる!
先程までは”自己主張”が強すぎるあまりに起きる”ずらす対応”を説明しました。
次に紹介するのは”真逆のずらす対応”についてです。
人と真剣に向き合い”他人を変えてあげたい”と心の底から思う…
そして行動した人にしか分からない境地ですが、”他人を変える”事は基本的に出来ません。
出来る事と言えば”変わるきっかけ”を与えることぐらい…
本書の通りですが”アドバイス”は基本不要です(特に女性には)。
それよりも真剣に話を聴いてあげましょう。
それだけで救われる人は五万といます。
目の前の人が”骨折”しているとします。
どんなにアナタが痛がっても何をどうしても、”アナタが骨折”しているわけではありません。
アナタがアドバイスした人は”骨折している人”と同じです。
どんなHow Toを授けたところで”骨折が瞬時に治る”わけではありません。
”辛いシチュエーション”にいる相手に心から耳を傾けると、聴いているアナタも心が張り裂けそうになる時があります。
でも”相手と同化する”とはそうゆうことです。
本当に心から受け止めるとは、相手の苦しみを”自分の苦しみ”として受け止める事でもあります。
コミュニケーションとはそうゆう”重たさ”も持ち合わせています。
■まとめ
今回は”ずらす対応”と”受け止める対応”について見ていきました。
”プライドが高くて自信が無い人”
このタイプの男性(勿論女性も)は本当に”ずらす対応”をしています。
一生懸命話さなくとも”本当に凄ければ”自然とアナタの凄さは伝わっていきます。
ちょっとした会話の切り返しでも”経験が高いからこそ言える事”というのは沢山ありますし、その様に伝えた方が”真に凄い人”というのがハッキリと伝わるものです。
”相手の全部を受け止める”とは時に”聴いてて辛い”事もままあります。
でもソコから目を背けるという事は、相手が経験してきた辛さからも逃げるという事です。
本当に相手に対して興味を持ち、相手の事を知りたいと思うのであれば、相手の経験から逃げずに腰をどっしりと据えて話を聴くというのが、文字通り大切です。
【前半】聴く力を身に付けるコツ・ポイント
第1回:人生を変える”聴く力”とは?
第2回:”聴く”本質とは?
第3回:国宝級諜報部員に学ぶ”聴く”極意
第4回:”頭が良い人”・”人見知り”こそ話を聴けない
第5回:自分の”ゆがみ”をまずは知る事から
第6回:”非言語”も会話の一部
第7回:”相手の理解度の理解”も”聴く”
第1回:人生を変える”聴く力”とは?
第2回:”聴く”本質とは?
第3回:国宝級諜報部員に学ぶ”聴く”極意
第4回:”頭が良い人”・”人見知り”こそ話を聴けない
第5回:自分の”ゆがみ”をまずは知る事から
第6回:”非言語”も会話の一部
第7回:”相手の理解度の理解”も”聴く”
【後半】聴く力が無いと起きる問題・課題
第8回:”聴いてるフリ”が一番最悪
第9回:自分の”ゆがみ”を知ることこそ聴く事
第10回:相手を”受け止め”ない限り真の理解は無い
第11回:”非言語”を理解し非言語を操る
第8回:”聴いてるフリ”が一番最悪
第9回:自分の”ゆがみ”を知ることこそ聴く事
第10回:相手を”受け止め”ない限り真の理解は無い
第11回:”非言語”を理解し非言語を操る
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「人生をよりよくしたいけど、方法が見えない…」
人生真剣に生きていれば「誰かに話を聞いてもらいたいけれど、上手く言葉に出来ない」そんな苦しい時が必ずあります。
・キャリアについて悩んでいる
・転職を絶対に成功させたい
・人生の方向性や生き方がよくわからない
・恋愛ってなんなんだろう など
現状を打破し「人生を何としてでも変えたい」そんな方は是非お気軽にご連絡ください、皆さん1時間程度の会話で晴れやかになり帰られています。
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みなさんの人生が少しでも、より良くなりますように。