初めて東京湾を走る時に必ず悩むこと…それが”おしっこ”と”ローカルルール”。
汚い話ですが”3時間も外にいたら”必ず襲われるのが”尿意”。
私は頻尿なので”1時間に1放水”はしたい。
「そういえば…」
「おしっこってどうすんだ?」
「俺は別に立ちションでも…」
「…って立ちションOK?」
まぁ男性は”立ちション”でいいとして、同乗者が”女性だったらお手洗いどうします?”という話です。
女性を乗せて走っていたら”トイレ対策は必須”、彼女達の膀胱は小さい。
3時間も外にいたら確実に”トイレタイム”は来ます。
マジしばかれます笑。
海の上は視界を遮るものがない”オープンスペース”なので、皆さん気づいていないですが確実に監視されています。
川岸からでも”あの人何かしてる!”ぐらいはバレるのに、そんな中で立ちションしたら大変。
そして”おしっこ問題”とは別に注意すべきことが。
それが”東京湾のローカルルール”!
「東京湾および接続河川・運河」
「水上オートバイ自主航行ルール」
そう呼ばれているものがありますが、法的拘束力は無いものの”マナーとして必ず守る”こと。
水上バイクは本来”物凄く自由な乗り物”ですが、マナー・ルール違反が続くと”法で縛られて”しまいます。
スポーツには”ルール”がありますよね?
事前にしっかりと頭にいれて走りに行きましょう!
過去記事を未読の方は、あわせて下記も要チェックです!
■おしっこは垂れ流し!気になるなら夢の島マリーナにGO!!
気になる”おしっこ問題”ですが、実は”おしっこって垂れ流しOK”なんです!
水上バイクに限らず船舶も基本垂れ流しみたいなので、最悪の最悪そのまま”立ちションでもOK”。
ただしガチで周りから見えますので、”プレイ場所”には気をつけましょう。
沖に出ても他船に見られますので、橋の下など”視界を遮る場所”で隠れてするべし!
「ちなみに慣れてる人は…」
「海に入ってします」
「エンジン止めて海にドボン」
「そのまま浸かって用をたす」
私も気になって何人か水上バイク乗りに聞きましたが、男性の場合は”海にドボンで用をたす”。
まぁそれが一番簡単ですし笑。
同乗者が女性の場合も、”同じようにドボンでOK”。
ただ”生理”だったり”海の中はちょっと…”って場合は…
実は東京湾は”マリーナ以外で気軽に立ち寄れる場所がない”というネックがあります。
本当は”天王洲アイルの桟橋”や”竹芝のターミナル”を使えたら最高なんですが泣。
オフィシャルに利用できる”トイレスポット”は、”夢の島マリーナ”一択!
■夢の島マリーナはまず初めに行くべし!!
”夢の島マリーナ”は実は結構な”初見殺し”エリアです。
「基本的に分かり辛い…」
・マリーナの場所
・マリーナ内係留位置
・利用方法
なので”利用したい時に初めて行く”はちょっと危ないですし、あらかじめ”余裕がある時に一度利用”しておくのがベターです。
[分かり辛さ①]マリーナ所在地
まず”場所”が、そもそもかなり分かり辛い。
”マリーナ所在地”は下記のマップの通りです、拡大してご覧ください。
アクセスするには前回の以前の”お台場水上バイクデートコース”で紹介した”東雲運河側”か、もしくは”新砂水門側”からのアクセスになります。
上空からの写真だと次の通りですね。
マリーナの前まで来ると”下記写真のようなこんな感じ”です。
マリーナ前まで来れば、他船も出入りしているので何となく気づけるとは思います。
[分かり辛さ②]マリーナ内係留位置
マリーナ内に入った後も引き続き”迷路”で、”水上バイクの係留場所”がマジで分かり辛い。
「ふぅ…マリーナには入った」
「だけど…え?」
「どこ停めるのこれ?」
皆さん確実に迷子&不安になるのが、水上バイクの係留位置。
”マリーナ内航路&係留位置”は下記写真をご確認を。
マリーナ内は”右側通行”ですので、”壁沿い”に進みましょう。
図の”ピンク円箇所が水上バイク係留位置”です。
拡大すると次の感じですね。
行くと分かりますが”入口がマジ狭い”です。
そう思うかもしれませんが心配無用、あってます。
係留時には”ロープが必要”ですので、レンタル艇の場合、”船主荷室スペース≒ハンドルの前側のハッチの中”にロープがあります。
マリーナ内は潮の流れ無いので流される心配はありませんが”ちょっとした風”でも水上バイクは動きますので、必ずロープで係留しましょう。
ロープワークは…事前に復習笑。
係留した後は下記写真のような感じになります。
[分かり辛さ③]利用方法
係留の際はお金が掛かりますが、1日使っても1,000円行きませんのでご安心を。
飯屋も入っているのでここで一息もアリ。
「平日なら予約なしでOK」
「ただし初めてなら…」
「事前に電話しておくと◎」
”マリーナサイト”のURLを載せておきますので、事前にご確認ください。
■”新砂の水門”も初見殺し!ビビらず門の近くまで行くべし!!
実は”マリーナ”よりもややこしいのが”新砂水門”。
この水門を使えば”帰港ルートを大幅に短縮”出来ますので推奨ルートなんですが、コチラも大変分かり辛い!
忘れもしない水上バイク乗り始めのこと…
帰港を急いでいた私は東雲運河を抜け新砂水門を目指してました。
「水門近くまで来た!」
「あれ…」
「門の上に×印の照明?」
「門まであと500mぐらいだ!」と思ったのも束の間、門の上には”×赤く光る印”が点灯し、門前には船に乗った人が白旗振っている!
そう思った私は別ルートで大回りし旧江戸川に向かいましたが、実はこれ”私の勘違い”。
現在新砂水門は工事中で”片側交互航行中”なので、”向こうから船が来たら反対側は待機”というシステムなんです。
ひゃーやっちまった笑!
なので”×印が出てても大丈夫”です。
その時は”水門の近くまで行き待機”し、OKが出てたら航行しましょう。
5分も掛からず渡れますので!
■暴走禁止エリアを熟知せよ!徐行必須エリアはまったりと!!
「水上バイク関連のニュース」
「全体的に”危ない”」
「そう思われてるよね」
全国的に”暴走行為”が取り挙げられている、夏の水上バイク。
水上バイク人口全体で言えば”一部の人の迷惑・暴走行為”なのに、「水上バイクは危ない!」と言わせないためにも守るべきルールがあります。
それが…
「東京湾および接続河川・運河」
「水上オートバイ自主航行ルール」
名称かなり長いですが、いわゆる”TPSP”と呼ばれるものです。
「端的に言えば…」
「徐行エリアはゆっくり走ろう」
”徐行エリアの全体マップ”は出来れば写真として乗船時にはチラチラ見れるようにしましょう!
詳しいマップは下記の写真の通りです。
みんながよく行く所で気を付けるべきは…
「次の2エリア」
「脳死でゆっくりが基本」
・天王洲アイルエリア
・隅田川
東京湾は本当に水上バイクで走り易いですが、だからこそ”気づくとスピードが勝手に出てしまう”。
ただし”勝どき・木場・東京駅付近は要注意”です。
”徐行必須”や”進入禁止”が沢山ありますし、”他の人がいないからいいや”ではなく”いなくとも守ろう”の精神が大事。
その癖をつけて楽しみましょう!
■まとめ
今回は”乗船前”に確認すべき”注意事項”を説明しました。
”トイレは基本垂れ流しでOK”ですが、”いざという時のため”に”夢の島”は一度使っておきましょう!
”徐行・入港禁止エリア”はある程度頭に入れておくこと、そして迷ったら”該当マップ”を見て確認する癖をつけましょう。
”ルール”をしっかり守っていれば、周りからはとやかく言われません!
”旧江戸川河口部は罠だらけ”で、”座礁するエリアばかり”と言われてるのに座礁するお馬鹿さんが沢山いるので、次回記事も必見。