”楽しいのに未経験”。
その代表格が”水上バイク”です。
乗り出すまでにハードルがあり…
まさに”ブルーオーシャン”。
観光地で乗った事がある方でも”都内”ならほぼ皆無。
都心のど真ん中を走り抜ける爽快感と非日常性…
”お台場・みなとみらい”はアクセス良好で女子受けもGreatです!
前回は”免許取得まで”を説明しました。
今回は”都内で遊ぶ”際の”レンタル方法”について説明します。

目次
■”都心でレンタル”なら”シースタイルジェット”一択!!
東京湾で水上バイクを楽しむには”買う”or”借りる”。
”買える”方は今回の記事はスキップでOK。
”借りる”方は要熟読です笑!
”お台場”で乗る場合レンタル業者は幾つかあります。
そんな中でも推しは”YAMAHAシースタイルジェット”。

大手でメンテナンス含め安心
貸出から清算までしっかりしている
艇が比較的新しく状態も良い
貸出から清算までしっかりしている
艇が比較的新しく状態も良い
YAMAHA推しの理由は幾つかあります。
まず大手でサービス内容がしっかりしている。
借りるまでのハードルが高いので基本変な奴がいない。
艇もしっかりメンテナンスされてるので不安がない。
何故借りるまでにプロセスがあるか?というと…
”乗るまでのトレーニング”が充実してるから!
船長の知識・技量の獲得に時間を掛ける。
だから双方安心して楽しめるんです。
料金は他業者より若干高いですが正直誤差かな。

レンタルで約2万円。
別途ガソリン料金で約2万円。
別途ガソリン料金で約2万円。
基本2人で乗るので1人当たり2万円弱です。
料金が気になる方はコチラを見てください。
シースタイルは”全国展開”なので会員は全国で遊べます。
会員が多くないのかレンタル自体はし易いです。
そして”お台場・みなとみらい”に水上バイクは皆無…
海を独占出来ます!
広い海を滑走する気持ちよさは形容し難いですね。

■”お台場・みなとみらい”遊ぶかマリーナは別!!
”シースタイルジェット”を利用する前提で説明を進めます。
”お台場”で遊ぶか…
”みなとみらい”で遊ぶか…
遊ぶ場所により”利用するマリーナ”が異なります。
”お台場”の場合は”MGマリーン”から出航。
”みなとみらい”の場合は”KMCマリーナ”から出航します。
利用回数が増え特定の条件を満たせれば…
”MGマリーン”でレンタルし”みなとみらい”で遊んだりも可能!
ただ最初のうちは”お台場・みなとみらい”でマリーナが分かれます。
まずは”マリーナ分かれるんだ”を覚えておいてください。
各マリーナを利用した”周遊ルート”は別記事で紹介します。
個人的にはまず”お台場で遊ぶ”のがオススメ。
横浜と比較し”波が低く”怖くないから。
”お台場”界隈は強風時以外は穏やかです。
一方”みなとみらい”は大型船が多く引き波が結構強いんです。
両エリアで遊ぶとわかりますが差は歴然。
横浜港の船の多さとその活気に圧倒されました…
なので”みなとみらい”は”スピード出して遊ぶ”には適してないかも。
遊ぶエリアも若干狭目です。
1・2時間サクッとと遊ぶとかなら良いかな。
KMCマリーナは生麦駅近くとアクセスの良さはGOOD!

■”シースタイルジェット”利用時の3つの壁とは!?
レンタルする際に超えなければならない壁…
それが”事前講習”なるものです。
基本的には下記3つの講習の受講が必須です。
TPSPに関しては”みなとみらい”で遊ぶ際は任意。
ただ早めに受講してしまう事を強くオススメします。
各講習とも”別日”での受講が必須。
”3つまとめて同日に”が出来ないって事…
そして講習日は”マリーナ指定の候補日”からの選択になります。

…ってことは…
”この日が良い”をこちらから指定できない?
”この日が良い”をこちらから指定できない?
その通り。
かなり少ない”候補日”の中から選択しなければなりません。
3つの講習を受講となると最短で1か月は掛かります。
ここで嫌になる人が殆ど。
そして”免許は持ってるけど都心では乗れない”人が増えていく…
きついのは本当にここだけです。
この”3講習だけ”頑張って済ませればマジ自由。
比較的”乗りたい時に自由に”遊ぶ事ができます。
それでは各講習の中身についてザーッと見ていきましょう。

■人間性しか見てないよね?な”初心者講習”!!
私が”初心者講習”を受講したのはかなり前。
なのでうる覚えですが”講習感”は無かったです。
勿論丁寧な講習だった記憶があります。
ただ内容は確か”ペーパードライバー”向けでした。
基本的な水上バイクの操作を一緒に確認して終わり。
”講習が大変”と言うより”受講日程の調整”が大変です!
なのでさっさと日程決めて受けるのが吉。
初心者講習の詳細はコチラ。
ちなみに料金はタダです。

■東京湾で遊ぶなら受講必須!”TPSP講習”!!
世間的には”任意”な”TPSP”。
水上バイク乗りのマナー向上として始まったそう。
海は他の漁船・観光船も航行しています。
レジャー目的でバイクを乗り回す。
たとえ海の法律に抵触しなくとも他の船に”嫌な思い”をさせたらダメですよね。
水上バイクの先人達が自主的に整備したルール・マナーが”TPSP”になります。
ちなみに”TPSP”が無いと利用できないマリーナもあります。
講習開催日は比較的多く予約しやすいのは嬉しい所。
料金は5,000円/有効期間は5年間です。

講習では…
水上バイク利用時の操作上の注意
運転中の他海上利用者へのマナー
東京湾で遊ぶ際の注意点
水上バイク利用時の操作上の注意
運転中の他海上利用者へのマナー
東京湾で遊ぶ際の注意点
基本的な事ですが多岐にわたって教えてもらえます。
TPSP講習の詳細はコチラ。
早めにちゃちゃっと受けちゃいましょう。

■要らなそうで絶妙に必要な”初回マリーナ講習”!!
どのマリーンでも”初利用”では”初回講習”の受講が必須。

普段は結構水上バイク乗ってるけど…
観光先で初めていくマリーナでは受講必須?
水上バイクに慣れてても必須ってこと?
そうです。
”初めて”そのマリーナを使う場合は”必ず”受講が必要です。
なんでこんな事しなきゃいけないの…
その気持ちも分かります。
ただ”地域ごとにルール”があります。
水上バイクで川・海を走れば波は立つ。
そしてそこそこ音はうるさい。
川・海のすぐ傍では仕事してたり日常生活を送っています。
周りの人に迷惑かけない。
その為にも”土地毎のルール”の理解は必須。
また”地域ルール”に並び理解しなければならない事があります。
それは”水面下は見えない”という事。
東京は沖縄の様に”透き通った水面”ではありません。
水面下に何があるのか?
どのエリアは航行を避けないと座礁しやすいのか?
楽しく遊ぶ為にも”地域毎の航行エリア”の理解も必要です。
講習は1時間程で終了。
”航行エリア”の確認や出港・帰港方法の確認を行います。
指導員が他艇で先導もしくは自艇に同乗しますので安心を。
初回マリーナ講習の内容はマリーナにより変わります。
事前確認は不要。
ただ”マリーナ毎で微妙に変わる”と覚えておいてください。
費用のイメージは”通常レンタルの初回1時間が講習”になる感じ。
他講習受講済みならマリーナ講習完了後そのまま海で遊べます。

■マリーナ毎にルールが微妙に違う!遊ぶ前には必ず電話確認を!
MGマリーンとKMCマリーナ。
各マリーナともYAMAHAスタッフはいません。

え?
じゃーなんでYAMAHAのサービスなの?
そうなりますよね。
実は各マリーナは”YAMAHA業務提携先”になります。
各マリーナがYAMAHAより依頼を受けサービス提供している感じ。
だから利用に際してもルールが微妙に異なるんです。
例えば…

MGマリーンの場合…
1艇利用なら午前中のみ海OK。
2艇利用なら午前・午後海OK。
1艇利用なら午前中のみ海OK。
2艇利用なら午前・午後海OK。

KMCマリーナは…
そもそも1艇しか水上バイクが無い!
そもそも1艇しか水上バイクが無い!
などなど。
なので”どう遊ぶか?”を決めた上でマリーナに事前確認しましょう。
多少の融通は利かせてくれると思います。
何度も利用し信頼を勝ち取れば遊びの幅も増えますよ。

■まとめ
”お台場・みなとみらい”で水上バイクをレンタルする方法について説明しました。
色々なレンタル業者がいるかもしれませんが”YAMAHA”がベストです。
3つの講習を受講するのは確かに手間。
ですがその甲斐あって”利用者が少ない”のもまた事実。
一度山を越えてしまえば気軽に利用できます。
是非3つの講習をサクッと終えてしまいましょう!
次回は”水上バイクでお台場で遊ぶ”についてお伝えします。
”東京湾で水上バイクを楽しむ”記事一覧は下記。
第1回:免許を取ろう!
第2回:レンタル方法を知ろう!
第3回:”お台場”オススメコース
第4回:服装・持ち物を知ろう!
第5回:トイレと航行ルールを知ろう!
第6回:旧江戸川の走り方を知ろう!
