元来アクティブな私も、サラリーマン時代は鬼の様に働き万年時間不足。 「金曜日だったのに気づいたら土曜の昼過ぎまで会社に…」なんてザラ。華金など20代後半の頃は1日も無かったです。 空いてる時間は勉強・読書・筋トレ・女遊びの繰り返し。20代は長時間拘束される遊びにはなかなか手が出ませんでした。 加えて”めちゃくちゃ飽き性”な性格もあいまって、”波を待って・乗る”という超シンプルスポーツに対し「一体どこが楽しいの?」と、サーフィンへの興味がいまいち湧かなかった若かりし頃。 今思うと、海で死にかけた経験やカナヅチだったという事も関係していたと思います。 当時はまっていたのは、友達に誘われるがままに行っていたゴルフ、どこまででも行ける感覚のバイク、修行としか感じなかったのに何故か続けてたトライアスロン。 「トライアスロンならサーフィンの方が親しみやすいのでは?」と今だと思ってしまいますが、当時の私はそんな考えには至らなかったようです笑。 そんな私も自分で事業をする様になり、時間もお金も自由自在に。 大前研一の格言ではないですが、時間が出来ると人間考え方がガラッと変わります。 色々と新しいアクティビティを楽しむ中で出会ったのが以前紹介したEfoil。 波の上を疾走する爽快感。「こんな楽しいならサーフィンやってみるしかないよね!」という事で色々なスクールに行きましたがめっちゃ楽しい! サーフィン・スケボー・スノボーといずれも”ボードスポーツ”ですが、サーフィンは全く違う乗り心地です。 「サーフィンに興味あるけど始め方が分からない」 「友達に誘われてるけど、ちょっと気後れしちゃう」 「泳げないし海がそもそも怖いかも…」 そんな方に向けて”サーフィンの楽しさ”と”サーフィンの始め方”についてまとめていきます。 ちなみに。 女性ウケ度外視で始めたサーフィンですが、女性からのウケはマジ…いい。 「なんか焼けた?」「最近サーフィンしてるからかも」「え、いい!!」と、会う女性達から口々にポジティブな返答をもらってます。笑 ■”五感100%”で自然を味わう気持ちよさ 数あるアウトドアスポーツやアクティビティの中でも、サーフィンはかなり特殊。 というのも、ボード1枚で自然の中に溶け込み楽しむスポーツだから。 キャンプ・ゴルフ・バイクなど自然を感じて楽しむアウトドアアクティビティは多いですが、人間が創り出した”コントロールされた環境下”で楽しむものが殆ど。 サーフィンはそれこそ身一つで海の中に分け入り、自然の雄大さと人間の小ささをヒシヒシと感じながら楽しむスポーツです。 ・ボードを抱え素足で感じる砂浜 ・大海原の奥にくっきり浮かぶ富士山 ・曇っている時の不安そうになびく潮風 ・突然濃くなる潮の匂い サーフィンが面白く不思議な所って他のアクティビティと比べて圧倒的に自然の中で行うスポーツなのに”不便さ”を感じない所です。 私は”自然=不便”だと思っています。 人間が造り出すものは”人工”と呼ばれますが、”人工”にし続ける理由とは「人が快適に暮らす為」ですよね。 だから自然の中で楽しむキャンプ・ゴルフ・バイクなどは「自然に近ければ近いほど不便」と感じることが多いわけです。 そうなると他スポーツと比べて圧倒的に自然の中で楽しむサーフィンが一番”不便”、そう感じてもおかしくないはずなのに全く不便に思わない。 言い換えれば”不便さを感じさせないほどに楽しめるスポーツ”なんだと思います。 ■波に乗った感覚はまるで”背中を押されるボブスレー”/バランスをとりながら漕がずに進む爽快感 サーフィンと似たボードスポーツですと”スノーボード”がぱっと出てくると思います。しかし両者は似て非なるモノ。 板から伝わる足元の感覚も、ボードで滑り抜ける感覚も、同じ板スポーツにも関わず全く異なります。 スノーボードは言ってしまえば”落ちながら加速”するジェットコースター。 傾斜と重力の力によって徐々に加速する感覚は「斜面を制御しきるぞ!」という感情をいだかせますよね。 スノボの場合、板から伝わる地面の感覚もどこか記憶の中にある”あの地面の硬さ”。 一方サーフィンの波に乗る感覚は”背中を全力で押されるボブスレー”といった感じです。 背後から来る波にあわせて全力で水をかき、波を捕まえバランスをとりながらボードに立つ。立てた瞬間は、まるで誰かが後ろから背中をガァァーっと押してくれた様なパワーを感じながら前に滑り進んでいきます。 実際に1度でも体験すると分かりますが、スノボとサーフィンは全く違なります。 「最初からいきなり波に乗れるの?」と運動に疎い方だと心配されるかもしれませんが、スクールに入れば全く問題なし。 実は波に乗る事自体は普通のバランス感覚があればそんなに難しくないんです。それよりも”乗れる波・乗れない波”を見分ける方がムズイ。 大体どのサーフショップでも”サーフィンスクール”を開校しており、”体験コース”で海に出ればインストラクターの方が初日に”波に乗せて”くれます。 初めて波を掴んで立てると「おぉ、俺でも立てた!」と感動しますよ笑。 初めのうちは海面が腰の高さの場所で波乗りの練習をするので溺れる心配も無し。万が一の場合に備えてウェットスーツも着用するので溺れる心配は0。 ウェットスーツはそれ自体に浮力があり、言ってしまえば”洋服型の浮き輪”。 保温性能もある浮力付きのゴムスーツなので、クラゲなどからも肌を守ってくれますし海のお守りですね。 ■”面倒最小限・かっこいい最大限”初サーフィンこそスクールがオススメ! サーフィンを始めるにあたり一番悩むのが”始め方”。 友人や先輩にサーフィンをしている方がいれば誘われるがままに一緒にやってしまうのがスムーズですが、個人的にはどんな方でも”最初はスクール”がベストだと思います。 スクールのメリットは何と言っても”手軽”で”確実”な所。 身内でサーフィンをするとなると、ボードの準備や片付け、そして荷物と一緒の移動など、初めてのサーフィンが”ちょっとしたイベント”みたくなってしまいます。 スクールであれば、基本的には水着とタオルがあればOK。普段の服装+PC1台分程度の荷物でガッツリサーフィンを楽しめます。 そしてスクールの場合、指導してくれるのは何と言ってもティーチングプロ。 スクールにより勿論評判の良し悪しはあるので見極めは必要ですが、インストラクターの方々は毎日毎日様々なタイプの生徒さんを教え、そして現地の波を知り尽くしているスペシャリスト。こちらのレベル感を気にせずとも身を預ければ”楽しく遊ぶ為に必要なスキル”を的確に教えてくれます。 関東圏内であればオススメは圧倒的に江の島界隈。 千葉でも勿論楽しめるのですが移動手段が基本的には車移動となる為、移動手段の”足”が無いとちょっと厳しいかな。 江の島界隈は逆に車だと不便。というのも慢性的に渋滞が起きやすく加えて駐車場の規模が小さい為、空き駐車場を探すだけでメンタルがやられます。 江の島が最高なのは何と言っても”駅から徒歩数分~”の”駅近スクール”が多くある事。 神奈川県・東京都の人であれば、迷わず”江の島一択”で問題ないですね。 どのスクールも大抵、1レッスン5,000円~7,000円くらい。 レッスン料には、サーフボード・ウェットスーツのレンタル料も含まれています。 シャワーに関してはスクールでまちまちですが、温水シャワーにお金がかかる場合も”5分200円”とかそんなもんです。 色々なスクールに行ってみましたが、1人で参加されてる方が殆どで初めましてで飛び込んでも変に気を遣う事も無く、無駄な会話もする必要もなく、サーフィンにフルコミットで楽しめます。 Google Mapで”サーフィンスクール”と検索すると引くほど出てくるからお試しを。 サーフィンデビューは”面倒が最小限””かっこいいが最大限”になるサーフィンスクールがベスト。 ■江の島界隈でオススメのサーフスクールはコチラ! 江の島界隈のサーフィンスクールは、大小あわせれば20~30は確実にあると思います。 正直、初めてのサーフィンであればどのスクールでも”教える内容”はほとんど変わらないです。 サーフボードに乗るコツやボードに乗るまでのステップを陸上で学び、そっからはひたすら波乗り体験。 あとは、インストラクターの方の教え方や雰囲気が”自分に合うのか合わないのか”の1点だけ。 サーフショップ(サーフィンスクールの受付)に行くと、インストラクターの方以外のスタッフの方が大抵います。 その方達の雰囲気や店の雰囲気、他のお客さんの客層やテンションをサラッと感じ取り「ここなら何回来てもいいかも」、そう思える所が相性の合うサーフショップですね。 下記に挙げるサーフィンスクールはいずれも私が体験したお店になります。 ”教える内容”はどのスクール同じであっても、”教え方”であったり”どんなサーファーを育てようとしているのか”はサーフショップにより結構異なるもの。 次のショップはいずれも「駅近」「スタッフの方が気さく」「親身に教えてくれる」GOODなショップですので、体験サーフィンやスクール選びの候補として行ってみるのは十分アリ! ■Waterdoo 難しい理屈は一切なし!全くの初心者でも兎に角ガンガン波に挑戦させてもらえるショップです。 陸上でボードの名称・ボードの立ち方を学んだら、Let’s Try! 浅黒いちょいチャラい先生のサポートの元、初日には確実に波に乗れるようになります。 「サーフィンどんなもんや!」と体験してみたい方・まずは波に乗ってみたい!方におススメ。 ■HALE SURF&SAIL 江の島屈指の大人気サーフィンスクール。 道路挟んで目の前が砂浜という超好立地。ショップも広くて清潔感があります。 人気店の為、常時生徒さんは多数。とはいえ生徒のレベルに合わせて時間を取って教えてくれます。 教え方は”理論よりも感覚重視”。運動神経が悪く無い方であれば”波乗り感覚”をすぐに掴めるようになりやすいかも。 ■MYSTY こちらも駅近・浜近のショップ。 サーフィンスクールは沢山ありますが、こちらのショップの教え方は”理論派&GOODサーファー育成”重視。 元来感覚派の私ですが、理論・理屈を持って教えてもらえるとやはり安心感がありますよね。 体験サーフィンの後にはレベルアップに向けたフィードバックをしっかりもらえます。 初めて店舗を利用する際は、サーフィンのルールやマナーも座学として教えてもらえるのはトーシローとしては嬉しいですね。 勝手な偏見ですが、サーファーの方は”デフォでちょっとチャラい”感じがありますが、こちらの先生は浅黒イケメンなのに超紳士。…