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【書籍紹介】人は聞き方が9割(後編)感情を聴く会話でコミュニケーションマスターになれ!

前編未読の方・忘れてしまった方は下記から。
今回は”言葉の裏にある感情を聞くコツ”を説明していきます。
”聞く”行為を”内容の把握”から”言葉裏の感情を把握”に変える。
その為には次の3ステップが必要です。
ステップ[1] 情報を引き出す
ステップ[2] 引き出した情報を正しく解釈する
ステップ[3] 解釈した内容を踏まえて話す
ステップ2・ステップ3まで出来て初めて、”相手の感情を理解した上での会話”となります。
紹介した書籍は”ステップ1”の内容が主となり、”感情を理解しての会話”で言えば初歩の初歩。
ステップ2・3のスキルを身に付けるために必要な”考え方・アクション”は、別途下記にまとめてあります。
今回は”感情を聞くスキルのエントリー編”として、”習得に向けたコツ”を説明していきます。

■”聞き手のアクション”で変わる”話し手”の内容!

本書に面白い”実験”が載っていたのでまずはソチラをご覧ください。
TV局も恐ろしい事をやるもんです笑。
この実験、実に示唆に富む内容が沢山含まれています。
今回の実験のミソは”非モテも頑張ればモテる”…
という所ではありませんよ笑!

[聞き方1つで] 「話し手の発言が変わる」

ここが重要!
更に言うと…

「聞き手は特別な努力ナシ」
「シンプルなリアクションに変更」
「それだけで話し手の情報が変わった」

そう。
ここが最重要メッセージになります。
今回の実験中”非モテ”は”話し方”の特訓を受けてませんよね?
”聞き手”の女性陣がリアクションを変えただけで”モテ男”・”非モテ”の”話の内容&話し方”が変わりました。
女性陣も特別な”聞き方の訓練”を受けてはいません。
”リアクション1つ”変えただけです。
ここから言える事とはつまり…

「一生懸命聞くスタンスだけで」
「話し手は想像以上に情報をくれる」

そう、これ!
”言葉の裏にある感情”を聞くのは難しいスキルです。
一方で”シンプルに行動1つ”変えるだけでも、今までとは違う情報を話し手から引き出せるんです。
”聞くスタンス”をちょっと変えるだけで”話し手の情報量”が変わる。
少ない情報から”感情を聞く”よりも多くの情報から”感情を聞く”方が簡単です。

■思わず”本音を話したくなる”コミュニケーションとは!?

本書では”コミュニケーションの達人”が持つ”魔法の力”として次の内容が紹介されています。
”傾聴”
別名”アクティブリスニング”とも呼ばれたりしますよね。
前述の”面白実験”では無いですが”聞き方1つ”で話し手の情報量は変わります。
”傾聴”=”表面的なアクション”では無いですが”聞き方のお作法”についてはよくまとめられています。
本書では”言葉裏の感情”を引き出すコツとして次の”10か条”が挙げられています。
・相手の表情に合わせて話を聞く
・体全体で相手を受け入れる姿勢をとる
・否定せず話を聞く
・正論は言わない
・相手の話に”マウンティング”しない
・結論を求めない
・アドバイスはしない
・話の流れに沿わない質問をしない
・マイナスキーワードは使わない
・事情聴取をしない
詳しくは本書”第2章・第3章”でまとめられています。
上記で挙げたもの以外にも沢山の”コツ”が書いてあります。
ただ”感情を引き出す会話”としては”上記10か条”を死守すればOK。
”感情を聞く10か条”を見事なまでに体現した話として次のストーリーも本書では紹介されています。
有名な寓話”北風と太陽”ですね。
”自分の事で頭が一杯”の皆さんはついつい会話となると”北風”になってしまいます。
自論を展開し、いかに自分が尊い人間であるかアピールし、最近あった”面白エピソード”を話します。
ちょっと想像して欲しいのが”選挙演説”。
繁華街で”選挙演説”する人を見つけたとして彼らの話を1時間もじっくり聞きたいですか?
殆どの人が”NO”だと思います。
簡潔に言えば”北風の話し方”って”選挙演説”と一緒なんですよ。
相手の”本音・感情”を引き出すには”太陽”であってください。

■絶対にマネしちゃダメ!”傾聴もどき”のテンプレリアクション①!!

本書自体はGREATな本ですが”次のテンプレ”は絶対マネNGです。
いいですか。
私達がやろうとしているのは”言葉の裏にある感情”を聞く会話です。
”内容を把握する会話”ではありません。
にもかかわらず”コチラのリアクションありき”で会話を進めたら”機械の会話”になってしまいます。
そもそも”言葉にした内容”と”相手の本心”が一致しているとも限りません。
10年来の付き合いのある友達ならともかく、仕事仲間・趣味仲間・マッチングアプリで会った相手など、お互いの関係が深く構築しきれていない間柄であれば”建て前トーク”が前提になるな…と、ちょっと考えればすぐにわかる事です。
掲載した抜粋を例にとって考えてみましょう。
「思い切ってね」
「起業しようかなって!」
相手はそう切り出しています。
が、もしかしたら相手の本心は「本当は止めて欲しい」かもしれません。
にもかかわらず「頑張ってみなよ!」みたいな送り出され方をしたら「え?」ってなりませんか?
「コイツ私のこと」
「全然わかってねぇな」
そうなりますよね?
”傾聴”とは”言葉裏にある感情を聞く”スキルです。
にもかかわらず”表面的な話し方”をマネしただけでは”機械の会話”と何ら変わりません。
想像してみてください。
アナタがどんな会話をしても…
「すごーい!」
「おもしろーい!」
ひたすらそんな返事をされたらどう思いますか?
…まぁ、夜の店に行くとたまに見かける光景ですが…笑。
要は”こう対応しておけばいい”という”テンプレトーク”は”傾聴”にはないんです。
あくまでも”聞くスタンス”としての”10か条”があるだけです。
・相手の表情に合わせて話を聞く
・体全体で相手を受け入れる姿勢をとる
・否定せず話を聞く
・正論は言わない
・相手の話に”マウンティング”しない
・結論を求めない
・アドバイスはしない
・話の流れに沿わない質問をしない
・マイナスキーワードは使わない
・事情聴取をしない

■絶対にマネしちゃダメ!”傾聴もどき”のテンプレリアクション②!!

次の内容も”絶対マネNG”な内容です。

「そうだよね」
「わかるよ」

自分で書いてるだけでも”ゾワゾワ”してきます。
全身鳥肌モノのワードです。
よく考えてみてください。
アナタにとって重くて重大な話を誰かに打ち明けたとしましょう。
ずーっと悩んでいる事だとしますね。
自分の中では消化したくてもしきれないモヤモヤがある。
意を決してソレを誰かに打ち明けたとします。
そして相手から出てきた言葉が…

「そうだよね」
「わかるよ」

おいおいおいおい。

「私の悩み…」
「本当にあなたに分かるの?」

って話です。
しかも本書の中での”私分かります”の使い方は”相手の心を開くキラーワード”と紹介されています。
つまり”まだ心を開いていない相手”に対して使えということになります。
本当は相手の事を”分かっていない”にもかかわらず「そうだよね、わかるよ」なーんて言ったら「私の何が分かるの?」とブチ切れられますよ…。
前回の記事の冒頭で挙げた”ちゃんと聞いてる?問題”と全く一緒の構図です。
相手の心を開きたい。
相手の警戒心を解きたい。
もし本当にそう思うならするべき事はシンプル。
”聞くスタンス10か条”をただただ丁寧に続ければOKです。
・相手の表情に合わせて話を聞く
・体全体で相手を受け入れる姿勢をとる
・否定せず話を聞く
・正論は言わない
・相手の話に”マウンティング”しない
・結論を求めない
・アドバイスはしない
・話の流れに沿わない質問をしない
・マイナスキーワードは使わない
・事情聴取をしない
専門性の高いスキルになりますが”共感”というスキルも世の中にはあります。
今回は”言葉裏の感情を聞く‐初級編‐”ということで書籍の大事なパートを引用しつつ”すぐに取り込めるもの”に絞ってお伝えしていますが、本気で”会話の中で感情を聞く”というスキルを身に付けたい方は、是非”コチラの記事”をじっくり読み進めてみてください。
”共感”は物凄くパワーのあるスキルです。
一方で”共感ワード”を伝えたからそのまま”共感できた”というのは大きな勘違いです。
相手の話が本当に理解できて心から”自分事”として捉えられたのであれば”共感”は自然とできます。
それは具体的に”XXを言えばイイ”というものではなく、自然と相手の感情が自分の心の中にこぼれ落ち、ふと口から言葉があふれ出す様な感覚のモノです。
”考えて言うモノ”ではなく”心が自然と口を開く”感覚です。
相手が重い話をしてくれた。
でも自分には”相手の気持ち”がよくわからない…
であれば素直に”ソレ”を伝えればいいんです。

「僕にはその時の気持ち」
「とても計り知れない」
「大事な話をしてくれてありがとう」

その率直で素直な気持ちこそ、相手の心を溶かしていきます。

■まとめ

今回は”言葉の裏にある感情を聞くコツ”として、書籍の中から”イマスグに”でも利用できる簡単な内容&本質的な部分を抜粋しお伝えしました。
今回伝えた内容は”会話で感情を聞く”スキル全体の半分にも満たないのが正直な所。
ただ今まで全く意識していなかった状態から”最低限押さえるべきポイント”を実行するだけでもコミュニケーションは激変します。
”聞くスタンス10か条”を見てもらえれば分かりますが、最も大事な部分は”相手を尊重し相手目線で話を聞くスタンス”です。
相手に対する”ピュアな興味・関心”があれば、基本的に”傾聴”は自然と出来るもの。
逆を言えば相手に対し”興味・関心”は持てているのか?
もし”興味・関心”が持てないとしたら、何故持てないのか?
その点をじっくり考える事も”傾聴”や”感情を聞くスキル”の習得には遠回りの様で近道だと思います。
”感情を聞く会話”初心者の方にとっては読みやすい1冊だと思いますので、興味があれば手に取ってみてください。

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