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”音楽と3次元”で楽しむ!体感型デジタルアート‐ゴッホ展‐!!

ジメジメとした蒸し暑さも気づけば終わり”一瞬”で迎えた秋。 暑くも寒くもない過ごしやすいこの時期は”感性”を開く”芸術の秋”。 「気になっていた美術展…ことごとく行きそびれた!」 そんな私の目に留まったのが某インスタグラマーの映え写真。 「え?ゴッホ展?だけどどこだろう…」 ググるとすぐに出てきたのが<日本初!360度体感型デジタル劇場‐ゴッホ展‐>サイト。 「ファン・ゴッホが見た世界を追体験する体感型デジタルアート展。会場の壁と床360度に投影された映像と音楽で、彼が見た世界を再現しながら情熱的な画家の人生を辿ります。 力強い筆致に大胆な色彩を再現した映像は、暖かい色味から時に陰鬱な色合いに変化。没入型の展示はファン・ゴッホの感情的で混乱した詩的な内面の世界を呼び起こし光と影を強調します。 鑑賞の仕方に決まりはありません。自由に歩きまわり・時に立ち止まり・時にハンモックに揺られながらお楽しみください。その生涯をかけて描いた作品群があなたをファン・ゴッホ作品の本質へと誘います。」 by公式サイト こんなメチャクチャ楽しそうな展示会、行かないわけがない! という事で即予約・即来場してきました。 平日昼間に行きましたが会場には沢山の学生と女性陣が…ネタとしても・経験としてもMUST GOな展示会です! ■単純な”映像展示”ではない!ゴッホを楽しむ新しいスタイルの”現代アート”!! 幾つかの大部屋を巡りながら”360度の映像作品”を楽しむのかな… ”従来の展示会”のイメージを持って入った私は全くの”想定違い”にビックリ。 会場は大部屋1つ。 サイズは”バスケコート1面”ぐらいだろうか。 会場の入り口に立つと”想像以上の広さ”と”映像のインパクト”に圧倒される。 従来の展示会は”歩き回って展示物を観る”スタイルだが、ゴッホ展は”映画館スタイル”。 大部屋の中に入り込み”刻々と変わる映像と音楽”を楽しむ新しい鑑賞スタイルだ。 そうは言っても”シンプルな映画館スタイル”ではない。 映画館なら”目の前の巨大スクリーン”で映像を楽しむだけが、ゴッホ展は”映画館×スタジアム型”。 スタジアムの中心に立ち自分の周り360度を取り囲む”観衆”を見回す様に、会場の壁面・床面360度に投影された”作品”を楽しむ。 Youtubeにある”会場イメージ動画”を見てもらうとより想像しやすいと思う。 ふーん。 要するに作品を映像化して順番に流すんでしょ? それって”写真”を流してるだけじゃん。 侮るなかれ。 単にゴッホの作品をツラツラと壁に垂れ流しているわけではない。 映像制作のクリエイティブディレクターが”ゴッホが見ていた世界”を想像・想定し、作品群をつなぎ合わせ1つのストーリーに仕立て”映画の様な映像作品”として上映している。 解説や字幕は全く無い。 にもかかわらずまるでチャップリンの映画を見ている様に、ゴッホが生きた時代や環境、彼が感じていた疎外感や孤独が映像と作品を通じてヒシヒシと伝わってくる。 彼のピュアな心がそのまま映された様な特徴的な”黄色”。 そして透き通る純粋さとヨドみを映し出した様な”青”。 彼の事を深く知らなくとも、環境に翻弄されながら気の向くままに作品を描いていた”彼の心情”が映像からヒシヒシと伝わってくる。 映像に合わせた”楽曲”も最高。 著名なクラシックの名曲からレトロなディスコミュージックまで、作品とゴッホの心境にあわせた選曲の良さも”ゴッホの世界観”に入り込みやすくする憎い演出だ。 上映時間は30分程。 もう1セット見たければそのまま30分追加で座っていればOK。 勿論”もっとじっくり味わいたい”なら、そのまま居座り閉館時間まで楽しむ事も出来る。 自分の視界に収まり切らない映像、そして音楽を楽しめる空間はそうそうない。 30分という短い時間でも十分に”心洗われる”非日常体験を楽しめる。 ■アクセスは”難あり”!?往訪してしまえば半日は遊べるミュージアム!! ゴッホ展は大きく”3つのエリア”で構成されている。 展示会エントランス付近の”ひまわり畑エリア”。 映像と音楽を楽しむ”作品エリア”。 ゴッホの生い立ちから死去までの人生史を辿る”人生史”エリア。 意外に見入ってしまうのが”人生史エリア”。 精神を患いながらも必至に生きようとしていた彼の生涯をかなり詳しく知る事が出来る。 才能がありながらも周りから認められず、筆をとり始めたのもアラサーに差し掛かる頃から…と”もう少し歯車が違っていたら”と感じざるを得ない…。 私は本編の映像作品よりも、こちらの”人生史エリア”でかなり心打たれてしまい泣きそうになりながら歩いてました。 映像作品は”30分”・人生史エリアもサラッと見れば”10分”程。 1時間も掛からず見終わってしまうが、それでも”デート”にオススメ。 というのも本展示会が”角川武蔵野ミュージアム”というモノ凄い大きな建物の中の”1展示会”だからだ。 ミュージアム内はレストラン・カフェスペースは勿論のこと、他の有名な展示会も常設しており”芸術の秋”としてゆっくり非日常を味わうにはうってつけの場所だと思う。 実はこのミュージアムは”ところざわサクラタウン”なる商業施設の一部。 なので半日ぐらいはあっという間に過ぎてしまう… 唯一の難点は”アクセス”。 立地が”所沢”という都心からかなり離れた場所にあるので、移動が苦手な私にとっては最大の苦痛だった… 車移動が出来ない方は電車を乗り継いでのアクセスになるが”移動も含めて非日常”と割り切ればギリ我慢できる?かも… いずれにしても”全身で浴びる没入(イマーシブ)型展示会”はそうそうない。 似ているものにはteamLabの展示会があるがちょっと毛色が違うので是非会期までに観に行って損はない!…

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