2000年代前半もシーシャは”水タバコ”として流行っていましたが、コロナ禍前後で改めてトレンドになっていますよね。
という方もいれば…
そんなチルラーの方もいると思います。
ちょっと手間な部分もありますが、自宅にシーシャが1台あると何かと便利。
いつもの宅飲みに一味違うスパイスとして、自宅へ女性を誘うきっかけの1つとして、キャンプ・グランピングのお供として、その利用用途は無限大。
私は家にデカいプロジェクターがあるので、映画を大画面で楽しみながらまったり煙をくゆらすことが多いです。
家に来る女性陣も大満足な時間。
シーシャ自体は”水たばこ”になりますので、「え、体に悪いよね?」と思う方もいるかもしれませんが、タールがほぼ入っていないのとニコチンも有・無しを選べるので、実はほぼ無害。
煙の味を楽しむ”大人の娯楽”という感じですね。
「手入れめんどくさくね?」と思うかもしれませんが、アイテム一式の洗浄は”お湯で流すのが基本”なので、食器を洗うのが面倒じゃなければほぼ手間いらずです。
当記事では”家シーシャの楽しみ方とそのコツ”を説明していきます。
■シーシャ童貞はまず店で味わってみる
「まだシーシャ吸ったことがない!」
そんな方は、とにもかくにもシーシャ屋さんに行って楽しんでみるのが先。
私もシーシャを吸ったことがなかった頃は「なんか煙いし・暗いし・怖いし」というイメージが先行していましたが、実際そんなことは全くなく「街中のカフェ&バーにシーシャが置いてあるだけ」のような感じです。
店舗によってはシーシャメインで店内も薄暗く「THE・シーシャーバー」という玄人感ある店もありますが、シーシャが置いて無ければ「スタバ?」と感じるようなシーシャ屋さんも沢山です。
繁華街に行けばいくらでもシーシャーバーあると思いますが、私のお勧めは下記のチェーン店。
シーシャは店舗によって「吸い易さ・吸いにくさ」が若干ありますが、North Villageは全体的にとても吸いやすい。
店舗によるとは思いますが客層が良く、店内も比較的明るいので「カフェの延長でシーシャが吸える」感じです。
店員さんもフレンドリーな方ばかりなので「シーシャ初めてなんですけど」と相談すれば色々と教えてくれます。
とりあえずシーシャ童貞を捨てるためにも、何回か店に行ってみて「家で吸ってみたいな」と思えたら次のステップへ移りましょう。
■家シーシャに必要なグッズ
さて、家でシーシャを始める為に必要なグッズは、大きく分けると下記の3アイテムです。
① シーシャ本体&関連備品
② フレーバー
③ 炭&炭取り扱い器具
①シーシャ本体&関連備品
形状・サイズを考えると、シーシャのタイプ実はめちゃくちゃあります。
シーシャバーで見かけるオーソドックスなタイプで、本体&関連備品を説明すると下記の通りです。
・HMS:ヒートマネジメントシステム。加熱した炭置き場
・ボウル:フレーバー=味付き葉っぱ・種を設置/別名クレイトップ
・灰受け皿:HMSから落ちる灰の受け皿/装飾品
・ステム&パイプ:ボウルと本体を接続
・ホース:煙を吸う
・本体:水を入れ煙を冷やす・濾過装置
シーシャって”逆さ暖炉みたいな仕組み”なんです。
ホースから息を吸い込むことで、HMSの中の炭の熱がボウルの中のフレーバー=種に当たります。
するとフレーバーが熱せられ=燃やされて煙が出てくる。
その煙がステム&パイプを通って本体の水の中をもぐり、本体内部にたまった煙を吸い込む感じです。
画像だと本体内部が見えませんが、通常本体内には水が張ってあり、ステム&パイプが水に刺さった状態です。
イメージは「コップにぶっ刺したストロー」みたいな感じ。
本体は密閉されてるのでホースから息を吸うと、ステム&パイプを通じてHMSの周りから外気を取り込みます。
よく分刈らないと思うので、下記の”組み立て動画”を視聴してみると良いかもしれません。
さて「じゃ本体何買えばいいの?」となりますが「脳死でODUMAN(オデュマン)」一択で良いと思います。
しかも下記のサイズ。
家シーシャで有名なのは”ODUMANシリーズ”と”SHISHABUCKSシリーズ”。
ODUMANの方がSHISHABUCKSより安く、Amazonなら”シーシャ一式セットを購入できる”ので、個人的にはODUMAN推しです。
上記のセットであれば、HMS・ボウル・受け皿・ステム&パイプ・ホースがセットで着いてきて30,000円程なので大変お得。
「N3・N2」というは”本体の形による品番の違い”で、他にも何種類か形状違いはあります。
ODUMANは”本体のサイズ違い”で3タイプ出しています。
上記に挙げたのは”中サイズ”で、大体”小型犬がちょこんと座った大きさ”ですね。
1人暮らしの部屋でも収納に困らないサイズですし、かといって小さすぎないのでしっかりと煙が吸える。
アウトドアに行く際は車にすんなりしまえて、片手で脇に抱えることも可能なサイズです。
”小サイズのシリーズ”では、「タンク/トラベル」とよばれるシリーズがありますが、サイズ感は「ティッシュペーパーの箱」ぐらいで結構小さい。
しっかり吸えて中間サイズとほぼ変わらないというレビューが多いですが、複数人で回して吸う、シーシャ感を出したいなら「中サイズ”かな…」という感じですね。
本体周りであと必要なのは”マウスピース”になります。
実はODUMANを購入する前に「Amazonで3,000円で買えるシーシャ」試しましたがマジでゴミくずでした。
シーシャを自宅で楽しもうというメンタルがある人は、そもそもシーシャ何回も吸った方・家でも定期的に吸いたいと思う方だと思うので、3,000円クラスの商品は買うだけ無駄です。
②フレーバー
これは奥が深すぎて超迷うところ。
言ってしまえばタバコの銘柄と同じなので、とてもじゃないけど紹介しきれません。
まずは「家シーシャを楽しむ」ところからだと思うので、下記のアイテムあたりがいいと思います。
癖も無いしニコチンフリーなので、自宅で数回吸ってみて気になるフレーバーがあれば、ショップや検索して少しづつ買い足していくのがオススメです。
私は紅茶が好きなので”アールグレイ味”に惹かれて即購入。
Amazon Primeであれば翌日には届くのですぐに楽しめます。
こちらの「DeCloudシリーズ」はニコチンフリーなので、ニコチン苦手な方にもオススメです。
③炭&炭取り扱い器具
炭は脳死で下記の商品を購入。
吸う際は”1本を3つにカットして利用”し、だいたい1時間~1時間半程、シーシャを楽しむことが出来ます。
他にも”ココナッツフレーバー”などの炭もあるようなので、気になる方は検索してみてください。
トング。
これはコンロで熱した炭をHMSに移し替える際に利用します。
炭が結構小さいのでトングも小さめがイイかも。
加熱した炭って崩れやすく意外に繊細なので、トングさばきも繊細にできるものがいいです。
自宅にコンロが無い方はコンロも購入する必要があります、マッチだけじゃとてもつかないですよ!
あとは「コンロで炭を加熱する際の金網」も必要です。
■家シーシャいざ実煙!
さぁ必要な役者は揃いましたので、後はもう作るだけ!
細かい作り方はベテランチルラーがYoutubeにアップして下さっているので、そちらを拝借して説明します。
■家シーシャおススメの楽しみ方&コツ
家シーシャをより楽しむコツが幾つかあります。
始めたての頃は”フレーバーの組み合わせも難しく”、なにより”フレーバーが高いから沢山の種類は買えない”と思います。
そんな時オススメなのが「本体の水に酒を混ぜる」こと、これにより煙の味が一気に変わります!
先程挙げた紅茶のフレーバーであれば、オススメの酒は”白ワイン”。
大体”水1:白ワイン1~0.8”ぐらいの割合で薄めてあげると、紅茶の香りに白ワインの風味が乗っかりイイ感じに楽しめます。
白ワイン1本弱使っちゃうので高いワインじゃなくてOK。
ただしワイン自体の風味がそのまま乗っかるので安すぎて飲む気にもならないワインではなく、普段楽しむようなワインを使っておくとGOODです。
1回の炭&フレーバーで大体1時間~1時間半シーシャを楽しめますが、20分ぐらいすると煙がイガイガしてくる感じがします。
その際行うと良いのが”フレーバーをかき混ぜる”こと、混ぜる際は割りばしなどでかき混ぜてあげればOKです。
これにより表面だけ焦げてしまっていたフレーバーが一度混ざり合い、改めてフレーバーを楽しむことができます。
フレーバーを混ぜる際はHMSを持ち上げなければいけないのですが、専用の吊り具が付属していないため、アイス専用のスプーンやフォーク等を利用してHMS側面底部に空いている穴に差し込んで持ち上げるといいでしょう。
また定期的にホースから”息を吹き込む”ことで、本体にたまった煙をフレッシュにすることができます。
5分~10分に一度は吹き込むことオススメです。
■家シーシャ片づけ方
楽しんだ後は片付け。
基本的にシーシャグッズは”湯洗いでOK”です。
本体・HMS・ボウル≒クレイトップ・ステム&パイプ・ホース、全部湯洗いでOK。
何回かシーシャをしていると本体内部に水垢みたいな汚れがついてくるので、その際は下記の動画の要領で磨いてあげればOKです。
ボウル≒クレイトップの底にフレーバーの焦げカスが付きやすいので、半日ぐらい食器用洗剤を薄めた液につけてあげて、その後焦げ落とし用のたわしなどでゴシゴシこすってあげると綺麗になりやすいです。
ホースは内部に水が残るとまずいので、どこかにつるして水気を抜いてあげましょう。
■まとめ
家シーシャは思っているよりもずっと簡単。
何が一番大変かと言えば「始めるまでの情報収集」がマジでめんどいだけです。
こちらのページにまとめた通りにまずは1度やってみると「思ってたより簡単じゃん」が体感できると思います。
片付けもいうほどめんどくさく無いですよ。
1度家でシーシャしてみると「水に何混ぜたらうまいんだろ」「フレーバーどんな種類があるか探してみよう」とはまること間違いなし。
さすがに1台で4人~5人吸うのは厳しいですが、2~3人ならしっかり楽しめますし、自宅用シーシャのサイズならキャンプやアウトドアにも持ち運びしやすいです。
グランピングや花見やBBQ、ビーチにもシーシャの出番は間違いなし!