今回は、先日のショート動画で触れた“後出しじゃんけん会話術”をじっくり解説していきます。
女性とアポをしていて、「なんか会話が続かないな」「気づいたら自分ばっかりしゃべってるな」と感じたことありませんか?
実はこれ、技術的な原因があるんです。
今回はその正体と、解決法を具体的にお話しします。
■なぜ会話が止まるのか?
アポにおいて多くの男性がやってしまう失敗があります。
それは、相手の情報をまだ十分に引き出せていないのに、先に自分の話をどんどんしてしまうこと。
たとえば女性が次のように言ったとします。
「最近、外食が多いんだよね」
そこで男性が、
「あ、俺も昨日〇〇ってお店に行ったよ!」
と返しました。
一見すると自然な会話に聞こえるかもしれませんが、実際のところ女性は
「私の話を聞いて欲しかったのに、かぶせられた」
と感じています。
どうして女性はそう感じるのか?
それは「彼女の感想や意見を言えていないから」なんです。
だってそうですよね?
彼女が話したのは「最近、外食が多いんだよね」という事実情報だけで、その先には彼女が訴えたい・伝えたい“感想や意見”があるわけです。
アポやデートでの会話は、仕事の会話とは全くの別物です。
仕事では「事実情報」を中心に会話を進めますが、アポやデートでは「意見情報」を中心に会話が展開されていきます。
にもかかわらず、彼女の「事実情報」だけを軸に話を進めてしまってはプライベートの会話は成立しなくなるからです。
こうなると、相手の心の中では「この人ちょっと一方的だな」という印象が残ってしまうんです。
後出しじゃんけんの考え方
じゃあどうすればいいのか?
答えはシンプルで“後出しじゃんけん”の癖をつけることです。
相手が最初にカードを出す、つまり 「事実情報」と「評価情報」 を話すのを待ってから、こちらが会話をする癖をつけましょう。
そもそもアポ相手が「事実」を話したとして、その事実が彼女にとってどんな意味を持つのかは、相手の感想や意見を聞かないと分かりません。
例えば、「ずーっと行きたかったパスタ屋さんに行った」と相手が話してきたとします。
これだけ聞くと「行きたかったお店に行けたわけだから、嬉しかったのかな?」と考えます。
ですが、実際に行ってみて相手がどう感じたのかはまだ分からないわけです。
「待ったかいがあった」可能性もあれば、「ちょっと残念だった」となるかもしれません。
だから「事実情報」を聞いただけで、早計に「よかったね。俺もそこ行ったけどめっちゃ良かったよね!」なーんて発言は博打なわけです。
事実情報を聞いたら、必ず評価情報もセットで確認しましょう。
評価情報まで確認してから、自分のカードを出す。
つまり「マウント」か「共感」を選んで返すわけです。
これだけで、相手にピッタリ合った返しができるので、会話は自然に続いていきます。
「事実」と「評価」を分けて聞く
ここで大事なのが、事実と評価を必ず分けて聞くことです。
さっきの例で言うと、
事実:行きたかったパスタ屋さんに行ってきた
評価:「楽しい」と思ったのか、「がっかり」と思っているのか。
もし事実だけで「へぇ、行きたかった店に行けて良いね!」などと返してしまうと、外す可能性が一気に高くなります。
実際のところ「すっごく楽しみにしてたのに、めっちゃがっかりした」かもしれない。
だからこそ、必ず「評価」を確認する必要があるんです。
「どうだったの?待ったかいはあった??」
みたいに聞くだけで、相手の気持ちに沿った返しができるようになります。
「なるほど、事実と評価を分けて聞けばいいのか!」と思った方も多いはず。
ですが実際のアポでは、どう質問を深掘りし、どんな順番で会話を組み立てれば自然に女性の心を開けるのか?
この“具体的な3ステップ”は、ここから先の会員限定コンテンツで詳しく解説しています。
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