「着いたよ」と彼女からのLINEの着信を見て、ベッドからのそっと起き上がる。
「ふぅ…行くか」
以前は女性を抱いても抱いても満たされない感覚があって「軽い依存症かも」と悩んだ時もあったが、好きな時に自由に女性を口説き抱ける様になると「女性を抱くのがめんどくさい」という感覚になってくる。
今日のアポはアラツー子。ラインのアイコンを自分の顔にしているところを見ると、ルックスに自信はある様だ。
LINEだけのやり取りでは、彼女の食いつきは分からない。
もはやアポに向かう際の緊張感は殆ど無いけれど[ライブ感]は未だ変わらない。彼女の反応を見ながら言葉を選ぶゲーム感。会って数十分で家まで来て1時間後にはSEXしている奇跡。必ず勝敗がつく・1時間で決着が見えるというあたり、やはりゲーム性が高い遊びなのかもしれない。
待ち合わせのカフェに入る。
言われた席に向かうと1人ちょこんと座る彼女。真っ青のニットシャツにホワイトスラックスといった夏らしい感じだ。
ボーイッシュなショートヘアーとさっぱりした服装から「人付き合いもさっぱりした感じを好む」とすぐにわかる。
「お待たせ。夏、感じてるね」
いつも通り軽い感じの挨拶で彼女の出方を伺う。挨拶から彼女と僕の真剣勝負は始まっている。
「あっ…うん…」
嬉しそうにはにかみながらも、上手く返事を返せていない感じ。私への食いつきはかなり高い。そしてドMだ。
この時点でほぼ勝ちを確信する。路上なら弾丸即も見えている感じの返答だ。
このタイミングで「カフェだと密だから、うちで飲もう」と言っても、そこまで拒否しない印象を受ける。が、折角のアポなので、ゆっくりと落としにかかる。
※
LINEのアイコンよりも数段綺麗。見た目で言うと「ケリー・チャン」の若い頃にそっくり。
「この見た目でアイコン取り直せば…」と突っ込みたくなる。笑
表情は薄く口下手。自分の想いは割とはっきりしているが口には出せないタイプだ。
彼女の悩みは明確。自分の意見をはっきりと言えないから、主導権を握る男性にいいように扱われてしまい恋愛が上手くいかない。
彼女に寄って来るのはいつも[M男]ばかり。私が好きになるタイプの[グイグイ系男子]には、やり捨てやセフレとしてしか扱われない…
彼女の悩みをびしっと伝える。「えっ…」という表情の後にハニカミ。…ビンゴ。自分の心を読まれた驚きと、裸にされたような恥ずかしさを隠す様にはにかんでいる。
※
「私が8割・彼女が2割」
本来は良しとはされない会話のバランスだが、口下手な彼女の場合「彼女の心」読んで私が代読することで食いつきがグイグイ上がっていくのがわかる。
結局、会話量の問題ではない。「誰についてのトピックか/誰の考えの発言か」が大事。たとえ私が発言していても「彼女が思っている事」であればそれは「彼女の会話」になる。
彼女の気持ち・考えを代弁する私と、それに力強くうなづく彼女。
この辺りは【彼女理解】【共感】スキルが上がってくるとスラスラと出来る様になる。
今までの男性遍歴を聞くと、やはりセフレの関係が長い。彼氏と付き合い会うにしても頻度は月に1回程度。
典型的な人付き合い下手・恋愛下手な子。
だからこそ、彼女の内面まで深く入り込み、気持ちを代弁出来るととても強い。
「あぁ…この人は私の事を理解してくれている。しかも話していないことまで…なぜわかるのだろう」
彼女の目が潤む。お互いドリンクも1杯終わる頃に近づいている。お互い会ってから20分程だろうか。
「うちに行こうか」
突然の打診に彼女が怯む。「え…あ…」というだけで返答はない。つまり「OK」ということだ。
※
部屋にあがる。もう彼女は言われるがままだ。
「あ、ダメ。」そうつぶやく彼女を横目に彼女の服を脱がし始めた…
※
「いつ、抱かれると思ったの?」
「抱かれると思っていない」
「でも、抱かれてたじゃん。笑」
こんな腑抜けた感じの会話をしながら、彼女とベッドでいちゃつく。SEX後の彼女達との会話は[本音ベース]で話を聞ける絶好の機会だ。
「どんな男が嫌か」「どんなSEXが素敵か」「どうリードして欲しいのか」「会った時の印象は」等等、次のアポに活かせる話を引き出せるだけ引き出す。
私にとってアポとは消化するものではなく経験値として積み上げるもの。
★★★★ ★★★★ ★★★★
「今日アポで負けたあの子…抱きたかったな…」
アポに行っていればそんな日も必ずあります。
あなたが負けたアポ相手も<アナタが以外の誰か>とはSEXしているもの。
どうしたら勝てたのか・何がいけなかったのか…
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