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[弁護士が答える]飲み会でお持ち帰りした女性を抱いたら翌朝”犯された”と騒ぎ始めた…

人生に”色”を添える素敵なスパイスの1つが”恋愛”。
”幸せな恋愛”を望む一方で”グレーな恋愛”もまた多くあります。
”大人”ともなると図らずしもぶつかるのが”男女トラブル”
”ヒヤッとした”という経験は皆さん1つぐらいはあるのではないでしょうか。
”当シリーズ”ではそんな”色恋沙汰のヒヤリ・ハット”について現役弁護士の方にズバリ答えて頂きます。
「知っていればあんなに不安にならなかったのに…」
”弁護士の先生”を日常使い出来る方はごく少数。
恋愛関連の訴訟に強い”現役弁護士”の方がそんな皆さんの悩みに答えていきます。
恐ろしくも気になる”恋愛沙汰トラブル”について今回のケースを見ていきましょう…

■[ケース]酩酊状態の女性を抱いたら翌朝”犯された”と騒ぎ始めた…

僕の名前は”サトシ”。中堅の広告代理店に勤める25歳の会社員だ。先日”飲み会”で女性トラブルに合った。あんな経験は2度としたくない。今回は僕の”トラブル”について話していく。少しでも皆さんの”トラブル回避”の糧になればと思う…
暖かさが最高に眠気を誘う”金曜日の午後”。昼飯の食い過ぎか週末の疲れのせいなのか、午後一のリモート会議の記憶が全くない…。スッキリしない頭でボーっとしていると”ピコン”と社用のチャットルームに連絡が入る…仲の良い先輩からだ。
「今晩飲み行こうよ。どう?たまには”女の子探し”にでも飲み屋巡ろう。」
新入社員時代からめちゃくちゃお世話になっている3つ上の先輩。優しいし面倒見もいい。困った時は嫌な顔一つせず色々相談に載ってくれた。この人のおかげで、なんとか今の会社で頑張って来れたと断言できる。
「勿論です!待ち合わせは…最寄り駅でいいですよね?」
想定外の嬉しいお誘いに午後の眠気も吹っ飛ぶ。リモート会議なんかより”飲み会の企画メール”でも流してくれれば皆業務効率はあがるのではないか…
コロナ禍ではあるが”週末の繁華街”は結構な人出だ。堂々と人込みをかき分けて歩く先輩の後ろを離れない様に”ぴったりと”ついて行く。先輩のあだ名は”合コン王”。その異名だけあり慣れた手つきで道行く女の子に声を掛けていく。声を掛けられた女の子達も”まんざらでもない”表情で先輩と楽しそうに話している。1組、2組、3組…何組目かの女の子達で「いいよ!飲み行こうよ!」と”即席合コン”が決まった。
向こうは25歳ぐらい?のワイワイ系の女の子達。黒のタイトパンツに薄いグレーのジャケットを合わせ下は白地のブラウスと”量産型営業女子”の匂いがプンプンする。服装のモブ感に反し”ルックス”は結構綺麗だ…大手保険会社…いやもしかしたらベンチャー系の営業なのかもしれない。
ノリの良い女の子2人に百戦錬磨の先輩…ぼ、僕も遅れない様にガンガン飲んでいこう!
1軒目からボトルワインでワイワイ騒ぎ、2軒目は先輩行きつけの”隠れ家日本酒バー”で恋愛談義に花を咲かせた。4人ともかなり飲んだと思う。”隠れ家バー”だけあって店内は暗くどの席も”半個室”の造りになっている。店内の雰囲気もあり2軒目の途中からは先輩とギャル風営業子が笑いもありつつしんみり話してる。僕の方は黒髪ロングの清楚系営業子とサシ飲みだ。黒髪子は今日初めて”日本酒”を飲んだ様で口当たりの良さと飲みやすさに感激し”グイッグイッ”とおちょこを空けていく。
「おいおい。日本酒は高いんだぞ。笑。」
先輩のたしなめる口調もスルー気味で黒髪子のお酒が進む。顔色はそんなに変わっていないものの口調と視線はトローンとして酔っぱらっているのが分かる。2件目もお開きだ。時間は既に日付が変わりそうで終電も近い。
店の外に出ると”女子会”だった女性達は足早に駅に向かっている。男女グループは”これから飲むぞ!!”というテンションの組もそこそこいる様だ。
「サトシ!俺はここで…笑。」
会計を済ませて遅れて出てきた先輩はギャル子の腰にしっかり手を回してニヤニヤしながら2人でささやき合っている。他人から見れば”飲み屋デートのカップル”にしか見えない。…先輩は…やはり凄い。
「お前もしっかりやれよ。”今日ダメ”でも別日に飯行く約束ぐらいは取り付けろよ!」
いつもより少し酔った先輩は力強いメッセージを残すと営業子とタクシーで消えていった…。黒髪子はさっきからうつむき加減で標識に寄りかかっている。
「…ちょっと気持ち悪い。店で吐いてくる。」
フラフラする彼女を支えて店に再度入る。酔っぱらいの酒臭さに混じり女性特有のいい匂いがフワッと香る。支える手が彼女の胸にあたる。思わずカーっと頭が熱くなる。僕だって酔っている。いつもよりも気も大きくなっている気がする。
店から出てもフラフラしている彼女。そろそろ終電も近いはずだ。さすがに彼女をこの状態で家に連れて行くわけにもいかない…。
「もう電車も無くなるから、とりあえず駅まで行こう。」
「私の事はいいから先に帰って。」
彼女の強い口調に一瞬ハッとする。このまま残していいモノだろうか…周りには男性2人組のグループが何組かこちらを遠巻きに見ている。このまま残すわけにもいかないだろう。彼女の腕を取り半分おんぶする様な形で少しづつ歩かせる。フラついてはいるが彼女も1人でなんとか歩けそうだ。
「タクシーで帰ろう。住所は分かる?」
大分酔っぱらっている様だが一応受け答えは出来る。タクシーに乗ると彼女の酔っぱらい具合を見た運転手が一人では乗車は厳しいと同乗させられる羽目に。
ウトウトして気持ちよくなりかけた頃に「着きましたよ」という低い声で目が覚める。一瞬だった。気付いたら彼女の家まで来た様だ。彼女の方は…と見るとぐったりしながら眠っている様だ。仕方がない。彼女を担ぎ込む様な形でタクシーを後にし玄関に押し込む。
「よし…帰るか。」
彼女宅を後にしようとする…。が、玄関で彼女と2人きり…。
「ここまで来て何もせず帰るのか…?」
さすがにこの流れで「手ぶらで帰る」というのも何となく情けない。
「とりあえず水飲みなよ。」
フラフラしている彼女をベッドの方に向かわせながらキッチンで水をくむ。少し寝たからだろうか…彼女はさっきよりもはっきりとして来ている様だ。
暗がりから急に部屋のライトがついたので2人ともクラっとくる。ライトの強さを調節するとまた何とも言えないムードが出てくる。
「大丈夫?少し落ち着いた?」
彼女の状態を確認すると「…うん。」と暗い返事が返ってくる。ベッドをベンチ代わりにして話す深夜1時。2人並んで暗がりで話している姿は何となく”エモい”。酔っぱらっているからなのか、自然な会話…というよりも途中とぎれとぎれでお互いに何か考える様な”間”を噛みしめがらポツポツと会話が進む。
「手くらい握っても罰は当たらないだろう。」
会話のはざまに彼女の手を握る。ビクッと彼女の指が反応し、しばらくして握り返してくる。彼女の方に目を向けるとこちらに寄りかかってきた。…そこから先に進むのに、時間は掛からなかった…
唇にキスをする。1回、2回、とキスをしていると彼女が舌を絡めてくる。
一気に興奮度が上がる。二人でハグをした状態でキスを重ねる。彼女の胸を触ると”ビクッ”と彼女も反応する。ズボンに手を突っ込むとかなり濡れている。
「僥倖ッ。」
心で叫びながらそのまま硬くなったMY SONを突っ込む。目を閉じたまま吐息混じりに”感じる”彼女。
「あぁ、、いい週末だぁ…気持ちいぃ!」
酔いが回り何とも言えない幸福感を味わいながら強く射精しそのまま寝落ちした…
いつもと部屋の配置が違うので一瞬どこにいるか分からなくなる。じーっと天井を見て昨日の事を思い出す。「あ。介抱した子の家か…。」女性宅に泊った事を思い出した。隣にいる黒髪子は…いない。ぼーっとしていると廊下から何かまくし立てる様な声が聞こえてくる。
「あいつ家にいるんだけど!昨日いつ解散した?…何か所々記憶はあるけど気づいたらヤッてたんだよね。…マジ最悪。え?うんまだ寝てるっぽい。…いや大丈夫だけど私も飲みすぎたと思うし…警察?警察になんて言えばいいんだろう…」
黒髪子が電話している。内容はよく聞こえないものの”警察”・”ヤられた”と物凄いワードが聞こえてくる。結構な勢いで怒っている…テンションも尋常じゃない。「ま、まずい…。」全身から血の気が引いていくのが分かる。一気に目が覚めると同時に心臓がバクバクしているのが自分でもはっきりとわかる。
「あいつ起きたっぽい。後でまたかけるわ。」
そう言うと部屋に黒髪子が戻ってきた。
「なんでうちにいんの?とりあえず服着てよ。」
彼女に促されて初めて自分が”下半身丸出し”だったことに気が付いた…。

■[ポイント]”判断能力の有無”と”SEX拒否の有無”が大事!!

もしアナタが”サトシ君”だったら…結構冷や汗もののシチュエーションですよね…。
結局彼はOUTだったのか…それとも難を逃れたのか…
現役弁護士の先生の見解は次の通りです。

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