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<美術館レポ>「北斎づくし」生誕260年記念企画特別展

<美術館レポ>「北斎づくし」生誕260年記念企画特別展 いつもなら残暑でヒィヒィ言っている9月初旬。近所の地下道で見かけた「葛飾北斎展」に妙に心惹かれふらっと行ってみた。 上野あたりの美術館に行く際はさすがにちゃんとした服装に着替えるが、近所&並んでいる人が全くいないという事もありフラッと入展。 この日も有名なアーティストの割には並んでいる人がほぼいない(1分も待たないで入場)少ない。「30畳1部屋で20~30点程の展示かな?」と思って受付を済ませ会場に入ると、中は長蛇の列。そして物凄い人と作品の数! (4会場あるうちの1会場目)   展示会スペースも<大きく4つの大会場>に北斎の作品がぎっしりと見ごたえ満点だった。 1会場目は北斎の初期の作品から晩年までの作品が、およそ10列のケース(1ケース30m弱)収納されて展示されている。 写真の様に「絵・絵・絵・絵!」という感じ。 寝巻で着てしまった自分が恥ずかしくなる程に来場者も多いが、北斎の繊細な作品に皆くぎ付けの為、私の物凄い恰好に気付いているのは前後の来場者のみ。 最初こそクソ恥ずかしかったが、北斎の繊細なタッチと作品の細かさに心奪われ「自分の見てくれ」など作品を見始めて早々にどうでもよくなり、展示物にくぎ付けになった。 (こんな感じで作品の完成度は非常に高くそして細かい) 土日に来場した事もあり人があまりにも多い…。「また平日来よう」と心に決め1時間程で会場を後にしたが、ゆっくり&じっくり見るとなると2時間は見終えるのに時間がかかるだろう。 会場は落ち着いたカップルばかり。私の様な「寝巻小僧」は誰もおらず結構浮いていたと思う笑。 北斎が活躍したのは1760年ぐらい~1850年ぐらいまでの江戸後期の頃。 「不二(富士山)」を描いた事で有名で「富嶽三十六景」「富嶽百景」が展示会ではじっくり見る事が出来る。 元々美術を見るのは結構好きでよくフラッといくのだが(知識は全然ないです)、今回も結構感動した。 (4会場あるうちの3会場目/プロジェクションマッピング式に楽しむ会場) 作品の繊細もそうだが、言葉に出来ない「底知れないパワー」の様なものが作品から浮かび上がってくる。見ているだけで元気をもらえる、そんな「何か」を感じさせる展示会だ。 描かれてるモノは当時の<庶民の生活><お化け><不二(富士山)>が中心で、彼が取り扱った伝記小説の挿入絵なども展示されている。 驚いたのは当時からすると稀に見る<長寿>だった事と描き続ける事への<強い情熱>だ。 彼は88歳で亡くなるのだが、亡くなる年まで筆を走らせ晩年of晩年まで「あと5年生きられたら真の画家に成れたのに」と悔しがるほど。 私には芸術全般の<作り出し・表現し・魅せる>という才能や情熱は殆ど無いが、当記事の様に<作って・伝える>は多く携わってきたしこれからも書き続けると思う。 常に<学び・アウトプットし続ける>という事のパワー・負荷、そしてあくなき興味・探求心は本当に凄い。 死しても尚、人々にエネルギー・感動を与えられる爆発力は本当に見習いたい。 美術が好きな人、ちょっと疲れた人、刺激が欲しい人、きれいな景色が好きな人は、是非当美術展に行くと良いと思う。 富嶽三十六景は、千葉・東京・神奈川から見た不二(富士山)を描いており、「え、この場所って今のXXじゃん!」というのも結構ある。純粋に「昔はこうだったのかぁ」と思えて結構楽しい。 しかも1820年頃に描かれた作品であれば、ほんの200年前だ。 さすがに1世代では無理でも3世代ぐらいさかのぼれば(現在の祖父母の年代から)、わんちゃん到達する年代だ。絵画を見ればいかにこの200年程で人々の生活が超・超・超劇的に変化したか分かると思う。 会期はかなり短いのでお早めに。…

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