Q:アポ中に深掘りをしようと質問をしますが、相手から「めっちゃ聞くじゃん!」とウザがられてしまいます。
A:質問の仕方が悪く、尋問・詰問のように受け取られています。聞き方の改善が必須です。
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深掘りをしようと一生懸命話を聴いていると、相手から「なんか、めっちゃ聞くじゃん。面接みたい。」と指摘を受けることがあります。
これは主に、”不自然な聞き方”をしていることが原因です。
■深掘りは”聞き方”も工夫することが基本
みなさんは普段、日常会話で相手に突っ込んで話を聞くようなことはまずしていません。
基本的に”上の空”で話を聞いているからですね。
そのため、みなさんが違和感に対してガンガン深掘りをしようとすると…
・なんで
・どうして
・いつ
・誰と など
上記のように、気になる部分をストレートに聞いてしまいます。
これが原因で、「面接っぽい」と指摘を受けてしまうのです。
■脱面接っぽさのコツは”深掘り構文”を活用すること
「面接っぽい」と言われない最大のコツは、「いかに自然な会話スタイルで質問が出来るか」にあります。
みなさんが深掘りをしたかったのは、「ん?コイツが言った内容、何か変だぞ?」と感じたからですよね。
これってつまり、「普通なら〇〇なのに、なんで□□したんだ?」と感じたからです。
その時、いつものみなさんは…
「なんで□□したの?」と、無邪気に気になったことを聞いていると思いますが、向こうからすれば…
「だって、私がしたいからじゃん?」となるわけです。
回答してくれていますが、特に何か重要な意味が見いだせるわけでもありません。
ここでしつこく聞いてしまうから、「コイツうぜぇな…」「なんでそんなことしつこく聞くの…」となるわけです。
ここで一工夫。
そもそも相手は、自分がしたことを特に”変だ”と思ってはいません。
人間誰しも主観的な生き物なので、「自分の常識が、世の中の非常識だ」とは気づきにくいからです。
上記をふまえると、適切な深掘り方法は…
「大体みんな〇〇しがちだけど、〇〇はしようと思わなかったの?
「□□するのって、結構珍しいよね!」
みたいな聞き方をすると、相手としては「確かに〇〇が普通かも。」と納得してもらうことができ、彼女の素直な考えや感想を聞くことが出来ます。
相手の話を聴く際には、スタンスや聴くポイントも重要ですが、「具体的な聴き方・質問の仕方」も超重要です。
自分1人で行き詰ってしまったら、是非お気軽にご相談ください。