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<書籍紹介>破戒のススメ

コロナ禍で<自粛>と小さな殻に縮こまる世間を見てホリエモンが書いた一冊。 内容としては<いつものホリエモン節>と言う感じ。以前から彼の考え方にアグリーな私にとっては「そりゃそうだ」と思う所がほぼほぼだけど、今までの人生を「この企業なら一生安泰」「定年後にXXぐらいは収入が必要だから今のうちからXX貯金・投資しよう」という発想で生きてきて、コロナでガツンと殴られた様な「俺が信じた生き方ってもしかしたら危うい?」と感じた人には<まさに>な一冊。 「今まで保守的に生きてきたけど挑戦的に生きるには何をどうしたらいいの?」と言う人の為の指南役となる本です。 <破戒のススメ> 私の所感に近い形で思うままに書いていきます。   ■<捨てる>とは<新しい機会>を得る事 以前よりミニマリストなホリエモンですが、本書でも<捨てる事>について幾度も触れられています。 今までに<捨てた>経験がない人は、持っているモノを捨てる事に対する警戒心・不安が大きいと思います。捨てた経験が少ないという事はすなわち<モノを失う経験が少ない>事であり「モノを手放す」事がすなわち<ネガティブである>というイメージしかないかと思います。 モノを手放すにあたり、主体的に手放す事を<捨てる>・受動的に手放す事を<無くす>と言い換えることが出来ると思いますが、一度所有したものを手放す際は少なからず感情が動きますよね。生き物にせよ無機物にせよ、一度所有すれば執着や思い入れが湧くのが当然で、それらが無くなる際には当然感情も動きます。 人は面白いもので<慣れる>生き物で、それは痛みに対しても同様。失恋を多く繰返してきた人は「出会いと別れはそうゆうものだよね」と悲しみの中にも楽しかった思い出を慈しむ事が出来ますし、恋愛経験が少ない高校生の失恋は、単純な悲しみしかなかったりします。この様に手放したモノに対してポジティブな感情が持てるかどうかは、実は<経験の差>だったりします。 人は所有している時・キャパが一杯の時、<新しいモノ>を受け入れる余裕がありません。 物理的なキャパも心理的なキャパも一緒。例えば彼女がいたらもう1人彼女を抱える事は出来たとしても大変ですよね。片方を手放せば余裕が出来る。この<捨てる事で空間が出来る>というのは実は凄い法則なんです。 人は手放す事でしか<新しいモノ>を受け入れることはできません。お金を<捨てる>事で(言い換えると使う事で)<経験>を手に入れたりする。なんでも<自分にとって意味あるもの>を捨てる事で新しい何かを手に入れています。 人生を前に進めたい時は、まず捨てましょう。自分が大事にしているモノであればある程、前に進む大きなエネルギーになる可能性を秘めています。何故ならソレって執着ししがみついているモノだから。アナタの心を奪っているモノだから。 人は<考え>によって行動を制限される生き物です。という事は<アナタの考えを占めている大切なモノ>を手放せば、必然的に行動は大きく変わりますよね?今まで<意図的に手放す>事をしてこなかった人は<手放す=無くす>という状態なので、モノを失う事に対するネガティブイメージが物凄くあると思います。 ただそれって<モノを失う=悲しい・辛い>みたいな「行動と感情が混ざってしまっている状態」にあるだけ。行動は行動。感情は感情。それらを分けて捉えられれば、必ずしも<捨てる事=悲しい事>とはならないはず。<別れは出会いの始まり>という出会いを表現した言葉がありますが、これは何にでも通じます。 <捨てる>ことでスペースが空く。スペースが空けば他のモノが入ってくる余地が出来る。 人間関係でも・金でも・時間でも・仕事でも・遊びでも・服でも、何でもです。 「何か自分の人生が行き詰っている。毎日同じ様な人生を繰返し生きてきて違和感がある。どうしたものか…」 そう感じているのなら、可能な限り大事なモノを捨てていきましょう。その先に間違いなく<大きなチャンス>は眠っています。何故なら他の皆がやらない事だから。 ■<人の幅>をつけるなら<貯金>より<経験の貯金> 発想や思考は今までの経験値の中でしか出てきません。 <リンゴ>という概念がない人は本物のリンゴを見ても「トマトの親せき?」の様にしか知覚できない。だから経験の幅を広げるという事は<人生で見えなかったものが見える>という、認知・近くの幅を広げる事に他ならない。 勿論、今の人生で十分満足しているなら強制はしないけど、それでもちょっとずつでいいから「これは無駄なんじゃないか?」と思われる事に投資するといい。 例えば、今まで興味が無くてやってこなかった分野に金を使ってみる。美術でも、音楽でも、スポーツでも、文学でも何でもいい。兎に角やってみる。これが何故良いかと言うと、1つには<経験>はどんなに金を積んでもすぐには体験できないものが殆どだからです。 例えばダイビングがしたくても、真冬であればダイビング出来る場所は限られてくるし(あるいは非常に金が掛かるし)、ギターを弾けるようになりたくても1日でスラスラ弾けるようにはならない。時間が掛かるものが殆どですよね。 2つ目として「経験したからこそ新しく見えた世界に刺激を受け他にやりたい事が見つかる」という事があります。 例えば前述の<リンゴ>の例を出すと、リンゴを知って食べてみてその旨味・甘さに気付いた人がいる。だからこそ生まれた新しい料理が沢山あるはず(アップルパイ等)。こんな風に「今までチャレンジした事がない領域で新しいモノに触れたからこそ見えてきた新しい世界」というのは沢山ある。 今まであまり興味がわかなかったものに敢えて触れてみる。そうすると今までの人生とは逸脱した世界に触れるわけだから、間違いなく<人生の幅>は広がるし<新しい自分>にも出会う事が出来る。何よりもそうゆう経験は純粋に楽しい。今の人生に面白みを感じていないのであれば、是非<コチラ>にまとめている内容にチャレンジしてみて欲しい。きっと世界が変わってくるはずです。 また<知ってる事><理解してる事><腹落ちしてる事>は似て非なるもの。 <知ってる>と<理解している>にも差があるし、実は<理解してる>と<腑に落ちてる>にも雲泥の差がある。 「沖縄の海は綺麗だ」と知識で知っている。「沖縄の海はテレビで見たけれど綺麗だった」のと、「竹富島でシュノーケリングした沖縄の海。海の中は本当は何も聞こえないはずのに沢山の魚が歌うように泳いでるのを見て海の中の音が聞こえた」とその美しさが腑に落ちているのとでは意味がまるで違ってきます。 人間は心がエネルギー。人工物の中でしか生活していないと自然とロボットの様な人になってしまう。沢山経験をして<魂の垢落とし>をして欲しいですね。…

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