夏風も幾分か心地よい夕刻の頃。
仕事を早々に切り上げアポの場所に向かった。
今日のアポはCA。
遊んでる方なら分かると思うが”CA”と一口に言っても本当にピンキリ。
容姿普通のCAや丸っこい体形のCA。
モデル顔負けのスレンダー&目鼻立ちスッと整う夜職感なCAなど、容姿・スタイルは実に幅広い。
感覚的には”普通3割・綺麗目4割・綺麗3割”…といった感じか。
待ち合わせ時刻に遅刻気味の私。
若干焦りながらスマホに目をやると彼女からのLINEが入る。
「先着いたから。花柄のワンピース着てる」
かなりサバサバしたLINEだ。
…遅刻により機嫌を損ねてないか若干気をもむ。とにかく早くカフェにつかねば。
※
待ち合わせ場所に着くとワイワイ混み合うカフェの一角に一際目立つオーラをまとう女性がいる。
明るめの髪色と色白な肌。遠目から見ても分かるプリンセス感が凄まじい。
紺の花柄のワンピースにグレーのヒールを合わせオーラビンビンで待つ姿は「こいつ何者?」という感じを漂わせている。
「ごめん!遅れた!」
軽めの謝罪で入りつつアポが始まった。
※
トウカレアプリ経由で知り合った彼女。
相変わらず彼女のプロフ等事前に全く見ていない。
ウォームアップがてら”今日の出来事・普段の仕事”など軽い雑談から入り、彼女の生活・ライフスタイル・考え方をインプットしていく。
すると彼女から
「私のプロフとか全く見ていないんだね」
そう”スパッと切られた”感じのコメントを食らう。
「おっと…」
内心ではそう思いつつも
「XXが綺麗過ぎて緊張して飛んじゃったんだよね」
と間髪入れずにフォローする。
「何それ…笑」
彼女の反応はまんざらでもない。
この辺りの返しがスラっと出来ると大きな減点も食らわずアポを進める事が出来る。
ひるまず切り返しが出来れば修正はいくらでも可だ。
話を進めていくと”ツンツン”している雰囲気を出す割には上目遣いで、時折チラチラこちらを伺いながら口数少な目に会話を進めてくる。
「あ、結構恥ずかしがり屋のMだな…しかもちょっとエロい系か」
今までの経験からそう感じ取った私は、アポ開始早々にコールドリーディング多めに会話を進めていく。
「周りから見られてる自分と本心が結構違うタイプじゃん?」
「本当は結構腹黒かったりやんちゃなのに、それを隠そうとしちゃうでしょ」
「「XXちゃん可憐で大人しいよね」とか男性に言われると「こいつ何もわかってねぇな」って思うよね」
「本当は結構腹黒かったりやんちゃなのに、それを隠そうとしちゃうでしょ」
「「XXちゃん可憐で大人しいよね」とか男性に言われると「こいつ何もわかってねぇな」って思うよね」
こんな感じで会話の節々にコールドを差し込む。
すると次第に彼女の照れ笑い感が強くなってくる。
「こんな感じで言われるのは初めてだわ」
彼女が照れ笑いしながら反応する。
冒頭の突っ張った感じはもはや無い。
「周りの人にはおしとやかな感じで通してるしそう見せてるから、私の狙い通りに見られるのは嬉しいっちゃ嬉しいけど。私が自由奔放なタイプだから、雰囲気に騙されちゃう男性は可哀そう…って思っちゃうかな笑」
コールドがしっかり決まると、徐々に彼女の本性が出てくる。
今までの「私清楚系だから」といった雰囲気はどこに行ってしまったのか…
という感じで、スパスパと彼女の男性観・恋愛観があふれ出てくる。
そして彼女から爆弾発言が飛び出す。
「恋愛も勿論いいけど縛られるのとか本当に嫌。数回会って数回SEXして(体や会話が)合わないならそれでバイバイしちゃうかな。時々会ってお互い仲いい関係(セフレ)でも私はアリだと思うし、恋愛をシリアスに考えるのが疲れちゃったからカジュアルに会うのもいいと思ってる」
ここまで引き出せればほぼ勝ち。
彼女の発言に沿う形で自身の恋愛観を重ねて間接的に同意。
そして家打診、ここまで出会ってから30分程。
「うん、いいよ」
彼女からノーグダでOKをもらいそのまま家IN。
※
部屋に着き玄関を締める。
靴を脱ごうとする彼女を引き留め、口をぐっとこちらに寄せる。
1秒、2秒、3秒…
お互いを確かめる様な深いキスをすると彼女の手が下腹部をさする。
「…ギンギンじゃん?」
当たり前だろう?
心の中でそうつぶやきながら彼女をトイレに誘導する。
彼女の最後の”準備タイム”だ。
ちょっとだけ”よそよそしい顔”で戻ってきた彼女の手を引き再び長いキスをする。
目をぎゅっとつむりキスに身をゆだねる彼女。
そのままベッドに押し倒しキスを続けながらブラを外す。
ワンピースの裾をまくり上げ乳房を揉む。
彼女のキスの力強さが変わる。相当気持ちよさそうだ。
「脱ぎなよ。」
私に言われるがままにワンピースを脱ぎ捨てる。
ゆっくりと乳房を舐めると、声にならない声でもだえているのが分かる。
そっと下着の中に手を滑らすとローションを使ったようにヌメッと濡れ切った彼女がいる。
「そこ。もっと触って。」
彼女の手が私のギンギンになったあそこを鷲掴みにしつつ悶える。
…そしてIN。
引き締まった体にツルツルのアソコ…2発連続ごちそうさまでした。
目次
■ポイント
・彼女のサインを見逃さない事。無意識で出てしまう仕草には彼女の本心が出る。意識して選択しているモノには彼女の意図が出る。何を意識していて何が無意識なのか、それら事実を統合すると何が言えるのか。事象から仮説を組み立ててぶつけてみる。建前で会話してくる女性に効果的なのはコールドリーディング。
★★★★ ★★★★ ★★★★
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