コロナ禍でいきつけのジムが再び閉しまった憂鬱な昼下がり。
トレーニングメニューをどう消化するか悶々としているうちにアポの時間が近づく。
本日のアポ相手は20歳そこそこの清楚系＆スタイリッシュなパパ活女子だ。「この子俺より背高いんじゃね」と考えながらいつものアポ場所に向かう。
芸能人を周りでチロチロ見かけるカフェは、場所柄もあいまり相変わらずの人気。よくよく考えると観光地でもない限り、チェーン店のカフェにはもう何年も入っていない気がする。店内の雰囲気やそこにいる客の雰囲気を考えると、自然と個人経営や非チェーン店のカフェを利用する事が増えた。
「どの辺に座っていらっしゃいますか？」
クソ丁寧なLINEが彼女から届く。場所を伝えるとこちらに向かってくるスラっとしたモデル系女性が。
白のアンクルブーツにインディゴのタイトジーンズ。白い薄手のニットセーターにショートカット…何とも気の強そうなシュッとした女性だ。
「お待たせしました。」
清楚っぽさを感じさせつつも、言葉と格好が攻めのスタイルで登場した彼女。雰囲気は控えめだがファッションの雰囲気から内面と外見にギャップがある印象を受ける。つかみ所がない女性…アポの開始だ。
彼女の地元トークを聞きながら、仕事のこと普段の生活のことと何気ない雑談で打ち解けていく。ちょっとした会話の中で彼女の価値観を探りながら、マウント取れる内容で都度マウントをとっていく。
彼女の反応からMを確信。Mの子は分かり易いマウントが一番いい。地方から東京に出てきた＜東京憧れ女子＞なのでキラキラエピソードを散りばめて食いつきを上げていく。
地方から東京に出てきた女子が、憧れてグイグイ行く場所を＜あるある＞として伝えると「そうそう、本当にそう！」と食いつきが上がる。行きつけのバーが芸能人のちょっとしたたまり場である事を伝え間接的に価値証明をする。
彼女の悩みや興味がある分野をコールドリーディングする。彼女の温度がどんどん上がっていく。
そこから恋愛トークに。今までの彼女のトークから彼女の価値観を特定しコールド。「え、なんでわかるんですか…」「占い師？」驚愕と興味の混じった目で彼女が食い入るようにこちらを見てくる。
ここまで10分程。やっつけの様な記事になるがいかんせん時間が短い為書くことがない苦笑。
「もう仕上がったかな」そう感じて家打診。ノーグダでOK。
※
エレベーターで彼女のマスクを下ろしキスをする。彼女の中に舌を入れると吸い付くようにからめとってくる。…エロい。彼女が吸い付く様に私の下腹部を舐めるイメージが鮮明に浮かぶ。
部屋に入るなりキスを重ねる。スレンダーな見た目とは裏腹にサイズ感のある胸。期待が膨らむ。そしてそのままベッドイン。
出会ってからFINISHまで30分。「抱かれる気だったの？」と聞くと「そんな気全くなかったけど…なんでだろう」。そう、This is＜口説き＞。
目次
■ポイント
・コールドリーディングは鍛錬が必要な技術ではあるが、その仕組みと構造を理解していれば地道に鍛える事は可能。パターン化はNGではあるものの考え方としては悪くはない。
★★★★ ★★★★ ★★★★
「今日アポで負けたあの子…抱きたかったな…」
アポに行っていればそんな日も必ずあります。
あなたが負けたアポ相手も＜アナタが以外の誰か＞とはSEXしているもの。
どうしたら勝てたのか・何がいけなかったのか…
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