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【書籍紹介】24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力

社会人になると「あっという間」に毎日が過ぎていきます。

日々のアレコレに忙殺され…

気が付けば…

「春が来て」
「夏が来て」
「秋が来て」
「冬が来る」

そして気が付けば1年が終わっている…

そんな感じで20代も中盤になり、後半になり、気付けば30代突入…

「何となく毎日が過ぎる」
「気付けばこの年に」
「集中したい事に注力出来ない」

そんな<不安><不満>

どんどん溜まっていきますよね?

今回紹介するのは…

(Amazonはコチラ)

・気づいたら毎日が過ぎていく
・何となくこの年齢まで来てしまった
・注力したいことに集中できない

そんな<不安>を解決する為の本。

併せて今回は、私が普段超使っている<驚く程タスクが進む理論>も独自にご紹介します。

簡単な書籍のまとめと考察をお伝えします。

■人生の正解を生きたい!!その為に情報を集めすぎる結果結局人生を間違う!!

<情報化社会>と言われて久しいですが、もはや<ググれば>ある程度何でも情報が揃う時代になりました。

そして困るのが…

「選択肢がありすぎて」
「どれが正解か分からない」
「集めれば集める程」
「分からなくなる…」

そうなんです。

現代は誰でも<情報発信>が簡単に出来てしまう時代。

それ故、以前までは<会社の信用>を背景にある程度精査されて出ていた情報が、背景や根拠の無いまま<捏造に近い状態>でガンガン世に

出てきてしまっています。

SNSマーケが盛んになったこともあり<過剰広告><過剰表現>で、情弱を煽りに煽り<課金させる>ビジネスが爆発的に増えました。

Twitterで飛び交う<煽り文句>…皆さんゴミくずみたいな情報商材を買った経験はありませんか?

結果的に…

「何が正しいのか…」
「分からない…」

そんな状態になっています。

本書では次の様に指摘がありました。

「よりよい未来を手に入れるために人は情報収集するが、情報を集めすぎると結局行動できなくなる。」

「そして情報を集めすぎた人は<物事をシンプルに/大局的に>考える事が出来なくなり、結果的に<判断を誤る>。」

選択肢が多い程<人は間違う>というのは実験でも証明されている様です。

ここで大事なのは…

「正しい情報にだけ触れても」
「情報が多いと…」
「人は判断を誤る!!」

そう。

<正しい情報>だけ集めたとしても<本人にとってベストな選択>を間違えてしまう。

もしこれに…

<煽り文句の入った過剰な情報>

そんなものが含まれていたら…

「絶対間違えますよね?」

私は講習を通じて、沢山の講習生や相談者と触れてきましたが、本当に皆さん「普段目にするよく分からない情報」に踊らされています。

情報は間違いなく集めた方がいいんですよ。

しっかりと準備した方が良い。

一方で…

「沢山情報を集めたら…」
「それで終わり?」

違いますよね?

大事なのは<行動に移す>事。

結局<やってみないと>分からないわけです。

だから情報は集めすぎず<行動に移す>事に重点を置く。

そして大事なのは<100発100中はない>ってこと。

だから<1ショット>で終わってしまう様な行動ではなく、<継続的に何度も挑戦できる環境>を保つことが重要。

当然キーとなるのは…

「お金」
「時間」

この2つ。

この2つが枯渇してしまい、しばらくフリーズしてしまう様な<挑戦>は避けるべき。

大事なのは<何度も/継続的に>挑戦できるような<環境>を保つこと。

本書にはこうもあります。

「錯覚的真実効果というのがある。」

「これは<沢山目に触れる情報を正解>だと思ってしまう事。」

これも要注意。

ハロー効果に近いものではありますが、大手アカウントや著名な人が発した言葉って「真実っぽく」見えてしまうんです。

繰返し目にするから<正しい>とは限りません。

ただ単に<広告宣伝>に力を入れてるだけかもしれないですからね。

人間には色々な<バイアス>がある事を理解し始めると、情報リテラシーも上がってきます。

本書では繰り返し<行動に移す>大切さを説いています。

<情報収集>もつまるところ<正しい行動>をとる前段階としてのアクションですしね。

<行動>に移す際の<足枷>となる<2つの障害>を本書では次の様に指摘しています。

①不安
②ヤル気不足

それぞれどの様に打開すべきなのか見ていきましょう。

■①不安への対応!!不安は可視化すれば心配はグッと減る!!

誰しも<未知のモノ>に対応する時、必ず感じるのが<不安>です。

真面目な方だと…

「不安に感じるんです…」
「不安を消し去りたい…」
「どうにか出来ないでしょうか?」

その気持ち痛い程分かります。

ですがそもそも人は<不安>を感じる様に作られています。

脳科学的にも、進化心理学的にも、<人間の脳や心>は太古の状態から<たいして進化していない>と言われています。

私達の生活は信じられないくらい発展していますが、肝心の<私達の脳みそや心>は大昔から変わっていないんですね。

ちょっと原始時代にさかのぼってみましょう…

想像力をフルに働かせて…

太古の昔には、私達の<生命>を脅かす存在が物凄い数ありました。

・私達を捕食する野生動物…
・よく分からない疫病…
・全く知らないお隣さんの部族…など

そうなると我々は生き残る為に<よく分からないモノには警戒しよう>というメカニズムが設定されるわけです。

そのメカニズム(≒不明瞭なモノには警戒する)のおかげで、今日まで私達が生き残る事が出来ました。

だから<未知のモノ>に遭遇する時に<不安になる>というのは、<まっとうな人間>である何よりの証拠なんです笑。

となると…

「不安は感じて当然」
「むしろ取り除く…」
「そんな事は出来ない!!」

そう。

<不安>はそもそも取り除けないんです。

だから<不安の撲滅>というアプローチは悪手。

「え…」
「でも物凄く不安で…」
「とても行動出来ない!!」

はい、そんなアナタ。

本書でも紹介されていますが、なんと人は<不安を書き出す事><不安を抑制する>事が出来るんです。

詳細な説明は本書に譲りますが、実験でも証明されているのが<不安を書き出す>≒<不安の可視化>をする事で、感じていた<心配>がグッと減る事。

この辺りは下記の書籍でも詳細に紹介されています。

(Amazonはコチラ)

超オススメ本なので是非手に取ってみてください。

<不安>を感じたら…

「抑えるのではない…」
「まず認める事…」
「そして書き出す」
「嘘のように解消される」

超オススメの方法です。

■②ヤル気不足への対応!!やる気が出ない場合は<まず行動>が正解!!

ヤル気が出ない時こそ<まず行動しよう>!!

鶏が先か卵が先か…

そんな感じになりますが、本書では<モチベーション管理の鉄則>として説明がありました。

本書は次の様にまとめます。

「ヤル気というのは<淡蒼球>という脳の一部の機能が司っているが、この部位を活性化させるには<体を動かす事>が重要。」

「なのでモチベーション管理でよくある様な<気合を入れる><考え方を変える>だけではヤル気は起きない。」

ここめちゃくちゃ大事!!

そもそも我々の行動は<脳>が指令を出しています。

なので<脳の機能・活動方法>を理解することは、日々の行動を<効率よくコントロールする事>につながり、ひいては人生全体を好転させ

る重要なポイントになってくるわけです。

「気持ちが乗らない…」
「そんな時こそ」
「まずは行動する!!」

とはいえ。

ヤル気が出ない時って、マジ<何もしたくない>ですよね?

この時お勧めなのが…

「さきっちょだけ理論」

さきっちょだけ…

なんかちょっとイヤらしい響きですが、とりあえず「さきっちょだけ」挿れ…ヤってしまえば後はグッとやり切れるという考え方です。

例えば<筋トレ>を考えてみましょう。

私は週4~でジムに行きますが、習慣化できた今でも「行くのめんどくせー」って思うことが多々あります。

そんな時こそ<さきっちょだけ理論>

「何もしなくていいから」
「とりあえずジムに行こう」
「もしヤル気がでたら…」
「1セットやろう」

コレ。

コレです!!

アレしよう、コレしよう…と完璧を求めるから気持ちが重くなって結局やれなくなる。

だから「とりあえず行くだけ行こう」と決めて行っちゃえばいいんです。

で、ジムに着きますよね。

「とりあえずベンプレ1セットだけ」
「まぁ、折角だからもう1セット」
「中途半端だからもう1セット」

こんな感じで<まぁ、ついでだから>と言う感じで、ちょっとずつやっていくんです。

そして本当に<あーもう嫌!!>って思ったら引き上げればいい。

人によっては「ジムに行くのも嫌」と言う人もいるかもしれない。

そうしたらもっとハードルを下げればいい。

「とりあえず、道路まで出よう」
「とりあえず、自転車に乗ろう」
「とりあえず、ブラブラしよう」

そんな感じ。

この<さきっちょだけ理論>はマジで使えます。

是非ガンガン応用してください!!

■最重要!!重要だけど緊急性が低いタスクを確実につぶしていく!!

本書には当記事で載せきれないほど<NICEな記述>があります。

その中でも私が一番注目して欲しいのが、この<重要だけど緊急性が低いタスク>について。

BCGでおなじみのこのマトリクス。

このフレームの中でも有名なのが…

「重要度×緊急度」
「人生を激変させる…」
「その観点で最重要」

私達が普段の生活で取り組むタスクは<緊急性>が高い物ばかり。

自分の胸に手を当てて考えると分かると思いますが、<重要度>に関係なく<緊急度>が高い物からどんどん対応しているはずです。

…まぁだからこその<緊急度が高いタスク>なんですが笑。

問題なのは<人生を変える>タスクというのは、必ずしも<緊急ではない>という事。

ちょっと考えれば分かりますが、人生を変える程の<大きなタスク>というのは、数日~数か月頑張っただけでは全然成し遂げられないですよね?

じっくり腰を据えて、本気で長期間取り組む。

その結果ようやく<達成できるモノ>が、人生を大きく変えていく様な<タスク>ですよね?

となると…

「緊急度が高いタスク」
「これだけ対応して…」
「毎日が終わったら…」
「未来は一生変わらない!!」

アナタの人生を劇的に変えていく<行動>というのは、得てして<重要だけど緊急ではない>ものが殆ど。

背景には明確な<理由・理論>があるのですが、ココを語りだすと物凄い量になるので今回は省きます。

端的に言えば<人生は生きてるだけで正解>だから。

本書では心理学的なデータとして…

「人は緊急性が高く単純な作業を優先的に対応し易い」

上記の記載がありました。

普段ボーっとしていたら<急ぎではない事>なんて手が回らないですし、疲れている状態で<そんな事>しようとも思わないと思います。

だからこそ<自分が生きていく上で何が大事なのか>見極めて、<緊急度×重要度>のマトリクスを作ってみる。

そして毎日少しづつ行動に移すことが大事。

■<好きなモノにコミットする>それが人生で一番幸せな瞬間!!

最後に本書で一番好きなページを紹介して終わります。

(クリックして拡大)

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